スタッフブログ

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各部門より

2017.12.18

患者さんの安全・安心のために。

少し前になりますが、第1回医療安全学習会を開催しました。

 

「チームとしてのより良いパフォーマンスで医療安全の質を高めよう」

~チームSTEPPSを職場に~ をテーマに、

公益社団法人信和会 情報システム部・部長の藤井耕氏に、お話し頂きました。

 


 

最初のグループワークでは、

「子育てと月まで行けるロケットどっちが難しい?」のテーマで討論。

どちらがって言われても…。子育て経験者は「子育て」と即答…。

 


 

答えがあるわけではなく、

チーム内の動きはどう?

雰囲気はどう?

頭は近寄ってる?を観察することで、チームとしての質が見えてきます。

 

チームの動きを振りかえった後は、

認知の限界やコンフリクト、氷山モデルやパーソナルスペースを知り、

集団の形成から機能期への成長を確認していきました。

又、ダブルチェックの落とし穴と、

コミュニケーションの重要性を論理的に学びました。

 


 

最後は「報連相」して新人もリーダーシップがとれる、

「コンコーダンスを意識した医療活動

=民医連が掲げる協同の営みの医療活動を広げて行きましょう」と締め括られました。

 

参加型で論理的かつ爽やかな滝の映像…

「体力 知力 視力」をフル回転(?)する講義内容は、楽しいだけでなく刺激も実りも多いお話で、

参加されたみなさんからは、様々な角度からのアクションプランも出されました。

 

ぜひ、業務の中に生かしていきたいですね。

 

医療安全委員会

2017.12.15

糖尿病教室…クリスマス会

今年最後の糖尿病教室は、

『クリスマス会!』と銘打って開催しました。

 

毎回好評の試食会は、バイキング形式。(*^。^*)

 

有名ホテルの食べ放題…とはいかないまでも、

主食と主菜は品数を多く準備して、必要単位を選んで頂きました。

 

ごはんの仲間

 

 

タンパク質の仲間

 

 

 

新鮮野菜(食べ放題)

 

 

 

糖尿病食もこんなに豪華に楽しめます。

 

 

参加されたみなさんも、

「えーと何にしようかな?」

「あと何個取れる?」と、楽しく悩んで選んでおられました。

 

 

食事のあとは グループ対抗 〇☓クイズ。

 


 

インスタントラーメン1袋の塩分は?

ごはん一膳はおもち何個分?・・・

 

どのテーブルも、1位目指して知恵を出し合い、

初対面とは思えない団結力でお答え頂きました。

 

 

 

糖尿病グループでは、みなさんが糖尿病とうまく付き合いながら、

療養生活が送れるように、少しでもお役に立てる情報をお伝え出来ればと考えています。

 

今年は、認知症・足のお手入れ・運動療法の勉強会を企画しました。

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

 

来年も「実があって楽しい」

そして「美味しい」教室を計画していきたいと思います。

 

糖尿病グループ

2017.12.11

在宅医療を知っていますか・・・

12/2(土)綾部市ITビルで開催された、

「在宅療養を知っていますか。~住み慣れた地域でいつまでも~」と題した、

綾部市医師会主催の市民と医療・介護関係者向けのシンポジウムに参加してきました。

 

 

 

基調講演をされたのは、福知山市医師会から西垣医院の西垣先生。

 

その人らしく最期を迎えるために医療者として大切にすべき事を、

がん患者の看取りをされた事例からお話しいただきました。

 


 

 

本人や家族の思いに寄り添うこと、

医療や介護の側がしっかりチームワークをとることの大切さが、心に響く内容でした。

 

次に、門院長を座長にしたパネルディスカッション。

綾部市内に勤務する医師、薬剤師、訪問看護師、理学療法士、

ケアマネジャー、病院ソーシャルワーカーがパネリストで参加されました。

 


 

まず、脳梗塞で身体障害を抱えた78歳の男性が、

大腿骨骨折で入院されたという、架空の事例がデジタル紙芝居で上映されました。

 

 

 

 

座長から「退院にむけて、どうしたらこの人らしい生活が、

再び自宅で送れるかについて議論しましょう」との提案で、パネラーの皆さんも加えて白熱した議論に。

途中フロア発言も飛び出し、会場全体で知恵を出し合いました。

 

 

 

食事や薬、お金、住環境、生きがいや役割、家族関係など、病気や障害を負っても

地域で生活を続けるためにどう支援したらよいか、様々なヒントあり・問題提起ありの充実した内容でした。

 

よりそい支援連携室(O)

 

2017.11.29

医療懇談会行ってきました

10月より協立病院でお世話になっている初期研修医です!

慣れない若輩者の私にもみなさん優しく接していただき、

日々の難問に頭を抱えながら、少しずつ前進している(?)真っ最中です。

 

さてさて、そんな折に貴重な機会をいただきました。

 医療懇談会。行ってきました。

 


 

「こんな医師になって1年足らずのぺーぺーの話なんて

地域のみなさんは聞きたいのだろうか…」とドキドキしましたが、

ふたを開ければ40名近く!の方にお集まりいただき、

和気あいあいとした雰囲気の中でお話をしてきました。

 


 

テーマは認知症について。

 

40人規模なので、どうしても講義形式になってしまったのが悔やまれますが、

出来る限りみなさんが飽きないよう、クイズを出したり工夫してみました。

 

認知症予防について多くの時間を割きましたが、

今回 私が一番にお伝えしたかったことは、

「認知症予防でも、もし認知症になったとしても、一番大切なのは『人との絆』」

ということです。

 

 だからこそ、この場に40人ものみなさんが集まって、

おしゃべりしながら、お菓子をつまみながら、

「あーでもない」「こーでもない」と話し合う場所やつながりが、

一番の認知症予防となり、かけがえのないものだと思うのです。

 


 

いろいろと喋っちゃいましたが、そのことだけでも心に留めて

家路についていただけたとしたら、望外の幸せです♪

 

これからも研修に精進しまーす!!

 

初期研修医A

 

 

A先生。大盛況の懇談会 お疲れ様でした。

病棟でも外来でも大奮闘中。症例発表も楽しみです。fighting!!

 

2017.11.14

お楽しみ献立は、やっぱり…

10月26日のお楽しみ献立は、やっぱり好評の握りずし!

 


 

食欲がなく「どうしたらいいか?」と悩んでいる患者様も、お寿司はパクパクと完食です。

 

 


 

きざみ食の患者様には、具材を刻んだものを準備するのですが、

刻んだ後に、目にも美味しいお寿司に整えるのが、調理師さんの腕の見せ所。

 

 

 

それでも食べるのが難しい患者様には、寿司粥とクリームシチューをご用意しました。

 

 

みんなが笑顔になれる「お寿司」。 魔法の力をもっていますね (*^。^*)

 

 

食事と一緒にセットする名前カードに、時々、患者様がお手紙を書いてくださることがあります。

 


 

内容は、食事の感想や今の体の様子など、いろいろです。

 

お部屋まで御礼に伺うと「感謝の気持ちでいっぱいなんや」と、

優しい言葉をかけて下さることも…。

 

 食事内容でお叱りを受ける事もありますが、

患者様からのお手紙は、スタッフ全員の元気の源。 

みんなで共有できるように、栄養課の中で張り出しています。

患者様からの声を力にして… 来月は何をお出ししましょうか… お楽しみに )^o^(

 

栄養課

2017.11.14

初めての横浜…

先日、横浜ランドマークタワーで開催された、

全日本民医連・検査部門交流会に参加しました。

 


 

初めての横浜。

「どんな都会なんだろう…」とドキドキしながら行ってみると、

総勢137名の全国の民医連事業所の検査技師が集まる、大規模な交流会でした。

 

2日間にわたる大きな交流会で、

講演の内容も盛りだくさんだったのですが、

その中で一番印象に残ったことを報告したいと思います。

 

記念講演「地域包括ケアとは何か~日常診療から考える連携とは~」で

汐田総合病院ケアセンター長の松尾ゆかり先生がお話されていた、

「スルーすることで感度が鈍る」という言葉がとても印象に残りました。

 

私も生理検査で患者さんとお話しする機会が多くあります。

そこで、「この患者さんいつもはよくお話されるのに、今日はあまり話されないな」

「前より足がむくんでいるような…」

「服が汚れてる…。お風呂に入れていないんやろうか」など色んな事に気がつきます。

 

そんな些細な事で…と思わず、患者さんの変化を周りのスタッフに発信し、

連携をとる姿勢が大切なんだ、と考えさせられる講演でした。

 


 

他にも、熊本地震で被災した病院の検査室の報告や、

辺野古の米軍基地の現状、福島の現状報告など民医連らしい報告がありました。

 


 

夜の懇親会では、横浜港を一周するディナークルーズ船に乗って、

食事を楽しみながら交流を深めました。

(台風22号の雨の影響で夜景がよく見えなかったのが残念!)

 


 

神奈川民医連 検査部門のみなさんが企画された、クイズ大会も大盛り上がりでした。

 

 


 

地域包括ケア、在宅医療、災害支援などの様々なシーンで、

「私が検査技師として出来ることはなんだろう?」と考えることができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 

 

 

 

 

検査課 N

2017.11.06

6年半たった福島で…

9/24~9/26までの3日間、福島県で開催された、全国青年ジャンボリー(JB)に参加してきました。

 


 

全国の民医連事業所から約700人の青年職員が集まり、交流を深めると共に、

3.11東日本大震災の当時の状況から原発問題について学びました。

 

 3日間の交流・学習では、フィールドワークで8コースに別れて、被災地を訪れました。

地元の方々に、当時の被害状況や原発問題、これまで取り組んできたこと等、多くをお話頂きました。

 

私は、飯館村・福島の想いコースに参加しました。

 


 

 今回の訪問で、地元の方からは6年半経った現在の思いについて、

「震災で当たり前の日常が変わった。原発事故で家族も知人もバラバラになった。

今も帰ってこない、来れない人はたくさんいる。」 

 

「風評被害や放射能を気にして福島の食べ物は安全とアピールしているが、

食べたくないのもを無理に食べてもらうことはない。怖くて当たり前。

ただ、食べなくても良いから、一度福島の地へ訪れて話を聞いてほしい。

福島の現状を知ってもらえたらそれだけで良い」

 

 「震災前に戻って欲しいとは思わない。

なぜなら震災が無ければ、原発は安全と思い込んでいたから。

これからは原発に頼らない取り組みが必要。みんなで闘っていく」

 


 

「施設や病院が残るのは、いつか現地の方が帰ってきたときに必要な場所になるから。

そして残った住民の支えになる。だからこの地を離れるわけに行かない」

と切実に訴えられていました。

 

今もなお、放射能の危険に晒されながらも、どうすれば普段の変わりない日常が戻ってくるか、

住民の方々は日々、考え、行動されていました。

 テレビや新聞では、震災当初こそ映像を流し、被害の深刻さや原発問題の重大さを報道していましたが、

震災から6年半経った今、その報道の数は減り、最近では「原発は安全なものになった」「復旧は進んでいる」等、

安全性や復興を評価する内容が目立っているようにも感じます。

 


 

今回3日間、現地を訪れることで、これまで知らなかった真実や取り組み、

現地の方の思いを知ることが出来ました。

本当に貴重な体験をさせていただきました。

 

 学びのほかにも、福島の地観光巡りや、美味しいご飯も食べ、

夜遅くまで語り合い、3日間楽しく過ごすことが出来ました!

 

今回学んだこと、聞いたことを多くの方に知ってもらえるよう、

様々な活動を通じてこれからも発信していきたいと思います。

 

よりそい支援連携室(Y)

2017.11.06

協立農園でお芋掘り

芋掘りレクリエーション

 

 10月25日に、協立病院の花壇で育てていたサツマイモの収穫を行いました。

 

花壇の水はけが良すぎたため、上手に育っているかどうか心配でしたが、

合計1.3㎏ほどのサツマイモを収穫することができました!

 

 

患者様と一緒に「実りの秋」を

実感できるレクリエーションとなりました。

 

次回は、このサツマイモを使ったスイーツを作ろうと計画中です!

 

リハビリテーション課OT

2017.10.13

初期研修お疲れ様でした その3

927日に多職種参加型「研修医 症例検討会」を開催しました。

今回は、初期研修医の医師が

「痛風発作?により歩行困難となった一例」で発表されました。

 


 

医師は、早期に信用できる情報取得の大切さ、

多様な疾患を考慮した精査の必要性、多職種連携の重要性と、

リハビリに限らず食事の様子など、患者さんの傍に行ってその様子を実際に見ることが

とても大切だと感じることができた症例だったと報告がされました。

 


 

最後に「退院まで主治医として関われないが、僕たちの価値観に合わせず、

ご本人の価値観にあった退院支援がされることを願っています」と締め括られました。

 

指導医からは「なんで?をいつも持っていて欲しい。医師はStoryを作るのが大切で、

職種が違うと視点も違う。そこにヒントがあって、それをまとめるのが医師の役割」とアドバイスがありました。

 


 

検討会の最後には、一か月間の努力をたたえて、

院長より臨床研修修了証が手渡されました。

N先生 お疲れさまでした。

 

事務局 吉田

 

2017.10.11

「ほとんど何も見えていない」自分に気づくこと…

先月、福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)総会がありました。

その後の学習会での講師依頼を受け、

「医療現場から見た原発事故」というテーマでお話しさせて頂きました。

 

人前でまとまったお話をするのは初めてで、

福島の現状を見たわけでもなく、診療放射線技師とはいえ、

放射性同位元素や原発については、普通の人に毛が生えた程度の知識しかありません。

 

 

この日は、総会から参加させていただいたのですが、

「脱原発・原発ゼロ」をめざして、再生可能エネルギーの普及に取り組んで、

実際に行動されている方々の報告を聞き、大変感銘を受けました。

 


 

私は、この依頼を受けてから約1ヶ月半、

数冊の書籍とインターネットで関連する事項を参照しながら学習した付け焼刃ですが、

講演を始めると一生懸命にメモを取っていただき冷や汗がでました。

 


 

多少時間オーバーしましたが、なんとか話し終えることができました。

拙いお話しに耳を傾けて頂いて、ありがとうございました。

 

今回、原発をテーマに学習することで、

普段何気なく過ごしていると「ほとんど何も見えていない」ことに気付きました。

みなさんも是非身の回りの気になることをちょっと深く調べてみてください。

学習することで新しい世界が観えてくるかもしれません。

 

放射線科 上山

 

 

福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)って?

 

脱原発・原発ゼロを目標に学習会などを企画したり、

再生可能エネルギーの促進・普及を目指す活動をされています。


 

ソーラーシェアリング(農業と太陽光発電の両立)は、

石原の畑で取り組んでおられます。

興味のある方は、事務局の山本さんまで連絡してみて下さい。(電話 0773(27)4877)

 

 

毎日のニュースでは、福島での現状や原発事故のことは報道されなくなってしまいました。

今でも、80000人の方が故郷に帰れないというのに、

自治体の避難計画には私たちの避難経路も確保されない中で、

ひたすら、原発再稼働に突っ走る、国のありようには怒りを感じずにはいられません。

今回の学習会は、原発開発の歴史、福島第一原発で何が起こったのかを

改めて学び直しながら「ほとんど何も見えていない自分」に気付く時間にもなりました。

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 

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