採用情報

研修医・医学生

総合診療科(家庭医療学)/総合内科コース 専門研修要項

1. 京都協立病院の特色

  • 人口約3万3千人(2015年11月現在)の綾部市と人口約8万人(2015年11月現在)の福知山市の境界に位置する地域基幹病院のひとつ
  • 診療科:一般内科、一般外科、小児科(外来のみ)、皮膚科(外来のみ)
  • 99床(一般病床18床、包括ケア病床34床、回復期リハビリテーション病床47床)
  • 1983年開設以来積み上げてきた歴史と実績
  • 綾部駅前にあった綾部協立病院からより地域の幅広いニードに答えるために2004年に高津に現京都協立病院を新築移転。
    今までの救急を含む急性期病院機能から介護保険療養病床、および医療保険療養病床を兼ね備えたケアミックス型病院として新たに生まれ変わる。
  • 京都北部地域に関連診療所を4つ、在宅介護ステーションを4つもち、医療、介護の領域で幅広く患者ニードに対応
  • 「健康友の会」と協同した双方向性の地域医療の実践を重視
  • 病院型の家庭医療研修。継続性、責任制、協調性、包括性については特に充実した研修が可能

2. 当院で特に目指す医師像

  • 地域を愛し、地域の健康増進に貢献しようとする熱意を持った医師
  • 患者の気持ちがわかる心優しさを兼ね備えた医師
  • 病状的に社会的に困難なケースでも最後まで診きる責任感のある医師
  • チームとの協調性を持ち、他のスタッフと気持ちよく働ける魅力を持った医師
  • 社会的な背景や多様な価値観を尊重しつつ患者の利益を尊重した意思決定をすることができる倫理的かつ人道的なセンスを持った医師

3. 当院における研修の到達目標

  1. 急性疾患への対応、慢性疾患の管理、健康増進など、あらゆる健康問題への対応において、生物医学的問題だけでなく、患者自身の心理社会的問題、家族的問題にも十分配慮した診療が提供できる。
  2. 家庭医/(総合医)として必要な臨床能力(別項)を身につけ、EBMに基づいた最新の知識を適応し、ライフサイクルにおけるケアや予防医療を取り入れた診療ができる。
  3. 非選択的な外来・在宅診療、保健予防活動が継続的にバランスよく行える。
    診療には行動科学的アプローチを取り入れたり、地域の医療資源を有効に活用したりすることができる。
    特に禁煙指導については行動科学的アプローチを基盤とした指導が行えるようになる。
  4. 患者・家族へのインフォームド・コンセントを重視しつつ、効果的なコミュニケーション技術を用いることにより患者・家族と良好な信頼関係を築く。
  5. 患者や家族の物語を重視し、コンテクストを理解した上で現実的な医療を実施することで、患者満足度の高い患者中心の医療を展開することができる。
  6. 地域全体の健康レベル向上を目的とした地域保健予防活動の一環として、地域に出向いてヘルスプロモーション計画を実施する。
    それに際し、地域のニーズを把握し、ヘルスケアシステムの中でスタッフや住民らと協同し、科学的なアプローチを用いることができる。
  7. EBMに基づいた最新の知識を得ることを生涯続ける術を身につける。
    その情報を適応する際には、文献的考察を十分に行い、費用対効果や患者の背景に十分に配慮した上で実施することができるようになる。
  8. 倫理的な側面への考察を常に意識し、患者の利益を優先した治療選択ができるようになる。
  9. 「生涯学習者」として自己決定型学習を実施できる。
    常にアップ・トゥ・デイトな情報にアプローチするとともに、自らの診療を振り返り評価し、診療能力の向上に努めることができる。
  10. 診断ツールとして腹部エコー手技を身につける。
  11. 何らかの横断的プロジェクトチームに属し、チーム医療の一員として積極的にリーダーシップ的役割を果たす。

4. 個別目標

研修開始時にPre-Assessmentを行い、研修医のニードを把握した上で施設状況、社会的ニードに応じて知識・技術・態度のそれぞれにおいて個別目標を設定する。
また、研修過程の中で、振り返りを実施し、新たに生じた研修医、および指導医の要望については適宜目標に加えるようにする。

5.研修期間

日本プライマリケア連合学会認定後期研修プログラム要件に則り初期研修終了後の3年次または4年次に12ヶ月間

6.方略

手技

  • 腹部エコー研修:1単位/週(必須)
  • 上部・下部消化管内視鏡:1単位/週(選択)

学術関係

  • 抄読会(1/週)
  • コアレクチャー(1/2週)

【会議】

  • KCFM定例会議 1/月
  • NFP 1/月
  • レジデントデイ 1/月
  • Half day back 1/週

【対人間コミュニケーション】

  • 患者やその家族の気持ちに配慮しつつ適切なインフォームドコンセントを行い、意思決定のプロセスを共有できる
  • 患者家族や他の医療機関とのコミュニケーションを大切にしつつ入院から退院までを円滑に運ぶ能力を身につける
  • スタッフや医師と適切にコミュニケーションをとり、患者ケアに活かすことが出来る

【診療の質を向上するための各カンファレンス】

  • 内科カンファレンス(1/週)
  • 外来指導カンファレンス(1/週)
  • 振り返り(デス)カンファレンス(1/月)

【その他】

  • 医療懇談会、患者会等での講師
  • 指導医とのSEA(適宜)
  • 外来指導についてはMini-CEXなどを用いて指導する。
  • 院内横断チーム(呼吸ケアチーム、NSTチームなど)のうちの1つ以上でリーダー的役割を担う。
  • 地域のヘルスプロモーションまたは院内Quality Improvementの一環としてのプロジェクトを企画、実行する。
  • 読書課題

7.具体的スケジュール例

 
早朝     抄読会      
AM 病棟 腹部エコー 病棟 外来 外来 病棟
PM 往診 病棟 病棟 医局会議    
  ポートフォリオエントリー及び
自己振り返り
コアレクチャー
  内科カンファ    

【月間スケジュール 】

  • 4月:
    各部署オリエンテーション;外来、病棟、薬局、リハビリ、医局(当直、病棟番)Pre-Assessment、自己ポートフォリオ説明、自己振り返り説明、ショーケースポートフォリオエントリー説明、Web2.0説明
  • 5月~3月:
    病棟業務、外来業務、当直、病棟番、往診、自己振り返りとSEA(適宜)
  • 9月:
    中間評価(360度評価、指導医との振り返り、指導医remediation、ビデオレビュー)
  • 10月:
    卒煙外来オリエンテーション
  • 3月:
    近畿家庭医療ショーケースポートフォリオ、自己ポートフォリオまとめ、エコーまとめ、胃カメラ?まとめ、院内症例検討会、年度末評価(360度評価、自己振り返り、指導医remediation、ビデオレビュー)、指導医評価

8.評価

【形成的評価】

  • 360度評価(評価者対象者:外来看護師1名、病棟看護師2名、そして薬剤師、検査課、放射線課、医事課の中から3名、計6名を自分で選び評価を受ける)(年2回)
  • 指導医評価(年2回)
  • ビデオレビュー(年2回以上)
  • 指導医との振り返り(3ヶ月に1回)
  • 自己振り返り(1/2週程度)
  • ポートフォリオエントリー(1/月)
  • 指導医による直接観察とSEA(Significant Event Analysis )(随時)
  • KCFMグループ会議(1回/月)

【総括的評価】

  • 院内症例検討会(3月に実施)
  • 腹部エコー評価
  • 家庭医療近畿ブロックショーケースポートフォリオ発表会(1年に1回)

【評価モジュール】

    4月 5月 6月 7月 8月 9月
形成的評価 360度評価          
ビデオレビュー          
指導医評価          
自己振り返り
ポートフォリオエントリー
指導医との振り返り        
直接観察とSEA
グループ会議
総括的評価 腹部エコー総括            
近畿ブロックショーケースポートフォリオ            
院内症例検討会            
    10月 11月 12月 1月 2月 3月
形成的評価 360度評価          
ビデオレビュー          
指導医評価          
自己振り返り
ポートフォリオエントリー
指導医との振り返り        
直接観察とSEA
グループ会議
総括的評価 腹部エコー総括            
近畿ブロックショーケースポートフォリオ          
院内症例検討会          

9. 指導方針

外来:

  • 指導医によるプリセプティング

病棟:

  • 基本的には病棟患者全体の管理システムを通じての指導・評価。
    問題ケースや解決できない問題については指導医に相談ないしは内科カンファレンスに提示。
    必要に応じて病棟カンファレンスを行い、スタッフ間での情報の共有を図る。

当直:

  • オリエンテーション時は指導医とのセット当直。
    技量に伴い単独当直。

往診:

  • 診療所看護師同伴によるサポートと指導医による事後フィードバック

その他:

  • 家庭医療のコアの指導に関しては、コアレクチャーや日々の振り返り、外来フィードバックなどでエッセンスを交えた指導を行う。

10.指導医

医師名   専門分野など
門祐輔 院長 ・日本リハビリテーション学会専門医、指導責任者、近畿地方会幹事
・日本神経学会神経内科専門医・指導医
・日本内科学会認定総合内科専門医
・日本医師会認定産業医
・日本プライマリ・ケア連合学会 指導医
玉木千里 副院長 ・日本内科学会認定総合内科専門医
・日本プライマリ・ケア連合学会 指導医
・指導医養成フェローシップHANDS-FDF2008修了
・ミシガン州立大学”Methods in Family Medicine Educational Fellowship”修了
・厚生労働省医政局「医師の臨床研修にかかる指導医講習」修了
・慈恵医大「プライマリ・ケア現場の臨床研修者の育成」第2期フェローシップ終了

11.備考

  • 当院での研修修了時でまだ日本内科学会認定医を取得していない場合はその準備を進めること
  • 特定非営利活動法人 日本家庭医療学会 認定後期研修プログラム(バージョン1.0)平成18年2月12日に準拠しています

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