回復期リハビリテーション病棟の紹介

回復期リハビリテーション病棟の紹介

リハビリについて

切れ目のないリハビリテーションとニューロリハ機器

可能な限り早期に回復・退院して頂けるように、1年365日、リハビリスタッフによる訓練を実施しています。ニューロリハ機器として、IVES(随意運動介助型電気刺激装置)やt-DCS(経頭蓋直流電気刺激)を併用しながらリハビリを実施しています。

IVES

目的の筋を動かそうとした時に、その筋電量に応じて電気刺激を加え、動きを促すことができる携帯型電気刺激装置
 対象)脳卒中後の運動麻痺、末梢神経麻痺、整形外科疾患など

t-DCS

頭蓋の外から大脳に対して電気刺激をあたえ、麻痺などの改善を促す
 対象)脳卒中後の上肢麻痺、失語症、嚥下障害など


(t-DCS)


(IVES)

地域・生活へつなげるリハビリテーションの提供

看護師、介護福祉士は、日常生活において日々患者様の生活の場面に着目し、こちらで行えば終わってしまう行為も患者様を見守ることを基本に声かけを行い、生活リハビリとして位置づけ援助を行っています。又リハビリスタッフは必要に応じて患者様の自宅の状況を確認し、家屋の状態に合わせたリハビリ訓練を行っていきます。

チームで取り組むリハビリテーション

高次脳機能障害を持った方も多く、失語症などにより話したい言葉が思うように出てこない、自分ではわかっているのに・・等もどかしさを感じながら生活をされておられる方も多くおられます。日々病棟スタッフで行うミニカンファレンスや週二回のリハビリカンファレンスで患者様に合わせた意思の統一を図り、又月一回のリハビリ学習会を行い、医師、リハビリスタッフと意見交換を行う中で患者様の日常生活動作の改善、在宅復帰に向けて頑張っています。

個別性やつながりを大事にしながら

私たちは社会の中で生まれて育ち、数え切れない人と関係を結びながら生きています。病気やけがで入院を余儀なく患者様にとって私たち医療スタッフは「人とのつながり」を意識し、常に見守り、様々な状況に応じて適切な声かけ、体にやさしく触れることでほんの一瞬でもその方の気持ちが良い方向になるように関わって行きたいと感じています。又、毎日の生活に変化がもてるよう季節の行事やアクティビティにも取り組んで行きたいと思っています。

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