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「ほとんど何も見えていない」自分に気づくこと…

先月、福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)総会がありました。

その後の学習会での講師依頼を受け、

「医療現場から見た原発事故」というテーマでお話しさせて頂きました。

 

人前でまとまったお話をするのは初めてで、

福島の現状を見たわけでもなく、診療放射線技師とはいえ、

放射性同位元素や原発については、普通の人に毛が生えた程度の知識しかありません。

 

 

この日は、総会から参加させていただいたのですが、

「脱原発・原発ゼロ」をめざして、再生可能エネルギーの普及に取り組んで、

実際に行動されている方々の報告を聞き、大変感銘を受けました。

 


 

私は、この依頼を受けてから約1ヶ月半、

数冊の書籍とインターネットで関連する事項を参照しながら学習した付け焼刃ですが、

講演を始めると一生懸命にメモを取っていただき冷や汗がでました。

 


 

多少時間オーバーしましたが、なんとか話し終えることができました。

拙いお話しに耳を傾けて頂いて、ありがとうございました。

 

今回、原発をテーマに学習することで、

普段何気なく過ごしていると「ほとんど何も見えていない」ことに気付きました。

みなさんも是非身の回りの気になることをちょっと深く調べてみてください。

学習することで新しい世界が観えてくるかもしれません。

 

放射線科 上山

 

 

福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)って?

 

脱原発・原発ゼロを目標に学習会などを企画したり、

再生可能エネルギーの促進・普及を目指す活動をされています。


 

ソーラーシェアリング(農業と太陽光発電の両立)は、

石原の畑で取り組んでおられます。

興味のある方は、事務局の山本さんまで連絡してみて下さい。(電話 0773(27)4877)

 

 

毎日のニュースでは、福島での現状や原発事故のことは報道されなくなってしまいました。

今でも、80000人の方が故郷に帰れないというのに、

自治体の避難計画には私たちの避難経路も確保されない中で、

ひたすら、原発再稼働に突っ走る、国のありようには怒りを感じずにはいられません。

今回の学習会は、原発開発の歴史、福島第一原発で何が起こったのかを

改めて学び直しながら「ほとんど何も見えていない自分」に気付く時間にもなりました。

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 


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