初春の寒さが感じられるこの季節、病院で働く皆さんも、患者さんも、新たな一年を迎えることで、新しいエネルギーが感じられます。
新年一回目のレクリエーションは書き初めでした。「筆を持つのは小学生以来です」と言われていた方が殆どでしたが、皆さん思い思いの言葉を書いておられました。
今年も病院でのレクリエーションを通じて、皆さんの心と体を少しでも豊かにし、笑顔を届けていきたいと思います。
作業療法士W
スタッフブログ
2025.01.27
新年、新たなスタート!
初春の寒さが感じられるこの季節、病院で働く皆さんも、患者さんも、新たな一年を迎えることで、新しいエネルギーが感じられます。
新年一回目のレクリエーションは書き初めでした。「筆を持つのは小学生以来です」と言われていた方が殆どでしたが、皆さん思い思いの言葉を書いておられました。
今年も病院でのレクリエーションを通じて、皆さんの心と体を少しでも豊かにし、笑顔を届けていきたいと思います。
作業療法士W
2024.11.12
秋散策
朝夕の寒さが身に沁みる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、束の間の秋を感じに散策に出かけましたので、紹介させて頂きます。
曇りマークで気温が低いという予報が数日前には傘マークに変わり、当日お昼には非情な雨がピリピリと降り始める始末…。中止も止む無しかと思われましたが、出発直前に一筋の光明が差し込み、瞬く間に青空が顔を覗かせてくれました。
日々、リハビリに励まれる患者様を労うような暖かいお天道様に見守られながら、色付き始めた紅葉や爽籟(そうらい)にそよぐ秋桜の美しさを目いっぱい、澄んだ空気を胸いっぱい楽しむことのできた一時でした。
日毎募る寒さの合間を縫って、皆さんも秋 の訪れを探しに行ってみてはいかがでしょうか。
リハビリテーション課(I)
2024.11.11
「高津町つくしの会」で健康講座を行いました
当院のある高津町では、町内のボランティアさんが中心となり月1回「つくしの会」を開催されています。中心部にある公会堂までご自分で歩いて来ることができる高齢者の方が対象で、毎回レクレーションと昼食会をされているのですが、このたび「健康講座をしてほしい」とのご要望をいただき、10月12日に玉木院長が講師として参加しました。
講義は「健康長寿を迎えるために必要なこと」をテーマに、運動のこと、食事のこと、認知機能のことなど多岐に渡りましたが、玉木先生の分かりやすい話と実技を織り交ぜた内容に、参加者は終始熱心に耳を傾け、時に笑い、体を動かしておられました。
講義の御礼にとボランティアさんお手製のお弁当をいただきました。手の込んだ栗ご飯や鯖の煮込み中心のボリュームのあるお弁当がとても美味しく感動しました。コロナがやっと落ち着き、これからも継続して高津町の方と交流する機会を持てればと思います。またいつでもお声掛けくださいね。
2024.10.28
京都共栄学園高校で医学科ガイダンスを行いました!
毎年開催している「高校生1日医師体験」の参加者募集で7月に京都共栄学園高等学校へ伺った際、進路部の先生から「医学科進学をめざす生徒にガイダンスをお願いできないか」と依頼をいただいたことがきっかけです。そこから打ち合わせを重ね、10月23日に京都民医連中央病院と京都協立病院の医師が講師となり、学校の教室をお借りする形で医学科ガイダンスを実施しました。
当初参加者10名くらいを予想していましたが、当日はなんと39名が参加されました。あまりの参加者の多さに驚きつつも、「未来の医療現場を支えるみなさんに、医師の仕事・やりがい・思い・現場の状況などをしっかり伝え、バトンをつなぎたい」という強い気持ちで臨みました。
ガイダンスは医師の自己紹介から始まり、医師になるまでの道のりや研修制度の説明を中心に行いました。その後は、よくある疑問や質問を画面に映し、それに2人の医師が答えていく形で進行しました。大学を出た後も現場での経験に加え自己学習の継続が欠かせないこと、臨床研修や専門医になるための研修プログラムの説明、仕事と生活を両立することの大切さなど話題は多岐にわたりましたが、医療現場に勤務する医師の話に皆、真剣に耳を傾けてくれました。特に受験の話題には関心が集まり、「わかるまで勉強してそれを維持する」「模擬試験は自身の学力を知るうえでも重要」「モチベーションを高めるために医師体験等で現場を見ることも役立つ」と医師から具体的なアドバスもありました。
今回の参加対象は1~2年生で、45分間のガイダンスでしたが、楽しく話も弾みあっという間に終了時刻を迎えました。時間とともに生徒さんの緊張もほぐれ、医師を身近に感じてもらえたと思います。こういったご縁を大切にして、将来この地域で働く医師が増えてほしいと願っています。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
京都民医連 医学生担当者 A
2024.10.11
仏教と医療倫理についてのワークショップ開催
10月2日に僧侶であり理学療法士でもある鈴木秀彰さんを外部講師としてお招きし、「仏教と医療」というテーマで講演をいただきました。また後半では、鈴木さんにファシリテータとして参加していただき、臨床場面で方針決定に葛藤が生じた事例を用いて、小グループで議論しました。
前半では、仏教とは「慈悲のこころ」であり、これは医療と同根であること。医療を提供することは仏教を実践することである、という説明がありました。また、仏教的なリーダーシップ論についての説明がありました。仏教にもリーダーシップにも「これ」という解答はないが、「慈悲」と「謙虚」をベースにしたリーダーシップの在り方は、医療だけでなくビジネス界でも、価値の多様化した現社会でも通用する汎用性の高い姿勢ではないだろうか、というテーゼが出され、共感しました。
後半は、医療倫理の原則を仏教的に捉えた説明を受けたのち、臨床的葛藤があるケースを2つの問いに沿ってスモールグループで議論しました。これまで現場で実践してきた倫理カンファレンスは直接患者ケアに関わる職種が参加して行うものでしたが、事務や技師が入ってのカンファレンスはより中立的な立場での意見がでやすいという気づきを得ました。またカンファレンスのファシリテータの役割が重要で、職種による医療観や職種間パワーバランスを排除した進行に徹することが期待されるのを実感しました。
研修終了後の懇親会では、6年前に「あたたかな医療」で有名な諏訪中央病院を見学し、鎌田實名誉院長の診察場面でご一緒したときのことを回想しつつ、交流を深めました。鈴木さんから、『「あたたかな医療」を貴院からも感じましたよ』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。今後も「慈悲」を基盤にしたあたたかくおもいやりのある医療を展開できるよう、スタッフとともに互いにリーダーシップを発揮していきたい、改めてそう感じた1日でした。
院長 玉木 千里
2024.10.11
秋のミニ運動会
2024年9月25日(水曜日)高津公会堂をお借りして、ほっこりカフェを行いました。
ほっこりカフェは、認知症予防、認知症になっても安心して地域で生活が継続できるよう相談できる場として、運営を行っています。
今回は、秋のミニ運動会を開催し、9人の方が参加されました。
ラジオ体操に始まり、秋の味覚柿・栗を実らせ収穫しょうゲーム、秋にちなんだクイズ、玉入れを行いました。さるさん、くまさんチー ムの2チームに別れ、チームで協力し知恵を出し合い、身体を動かし、昔を懐かしみ童心に戻って楽しむことが出来ました。その中でも耳が遠い方、手が使いづらい方へもお互いに配慮して声を掛け、サポートしておられる事が印象的でした。
最後に、収穫した手作りの柿と栗を冷蔵庫に貼る‼と言って持って帰られました。(秋の味覚が楽しみです(*^^*))
次回は11月を予定しています。是非、ご近所誘い合わせて、ご参加をお待ちしています
外来看護師M
2024.10.01
京都私立病院協会 第60回病院対抗野球大会の報告
当日は京都市内の開催にも関わらず、院長が応援に駆けつけてくださいました。
試合の結果は
なんと、初出場で初優勝しました!!
ふだんの練習から、初心者、老若男女問わず楽しく野球をすることをモットーに取り組んできて、この大会でも、メンバー全員が出場して優勝することができました。
先輩後輩の垣根を超え、職員の親睦を深めることができ、とても良い経験となりました。
院長をはじめ応援して下さった方々、また、勤務調整して送り出して頂いた方々、本当にありがとうございました。
2024.10.01
芋掘り
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉とおり、彼岸明けからようやく朝晩が過ごしやすくなってきました。
当院の「協立園芸」で育てていたサツマイモが収穫の時期を迎えたので、患者様と芋掘りを行いました。
日中はまだまだ暑く、日陰にプランターを移動させさっそく収穫開始!満足な出来とはいえませんが、食するには十分なサイズの大小さまざまなサツマイモを収穫することが出来ました。
「私も家で毎年サツマイモ育ててたん やで!来年はまた作りたいな」と患者様から感想を頂きました。
当院は今後も地域性や患者様の歩んできた生活スタイルや背景を大切にした作業療法を提供できるよう努力してまいります!
作業療法士 T
2024.09.18
京都協立病院野球チーム
2年前からTHE BLUE SPRINGsというチーム名で活動しています。
病院・診療所の職員で、野球経験も様々、男女合わせて27名ほどのチームです。
コミュニケーションや、健康づくりを目的に楽しく野球をやっています。
初心者も多くいるようなチームですが、京都私立病院協会が開催している病院対抗野球大会に今年初めてエントリーしました。結果はなんと、3連勝でベスト4進出が決まりました。
9月23日には準決勝があり、それに勝利すると同日決勝戦があります。
どこまで勝ち進めることができるかわかりませんが、優勝目指して全力で挑みたいと思います。
皆さん、応援よろしくお願いします。
2024.09.18
玉木院長ACPを語る
9月4日、当院の玉木院長が綾部医師会主催、綾部市など共催の令和6年度第1回医療介護連携推進勉強会で講師を務めました。
テーマは「在宅での看取りにおける医療・介護・多職種連携の取組について~人生会議(ACP)の視点から~」でした。
平日の夕方、18:30~という時間設定にもかかわらず、スタッフ含め総勢51名の参加で会場も駐車場もいっぱいになりました。参加者はケアマネ、看護師、介護スタッフなど在宅にかかわる多職種の参加があり、関心の高さがうかがえる企画となりました。
講演では、ACPとは、といった基本的なことから始まり、実際の京都協立病院の訪問診療でのACPの説明や確認については、当院外来看護師が説明しました。後半は当院の事例を交えて、ACPを進めるうえでの課題についても報告がありました。
まとめとして、
・ACPは医療やケアを受けるタイミングで開始し、家族を巻き込んで何度も確認することが望ましい(可能な場合は壮年期からとの提言もあり)
・繰り返しACPを実施することが、より良い看取り、自宅での看取りにつながることが研究で示唆されている
・ACPが実施されていても、関係者間で情報の共有が不十分なケースがある
といった内容が共有されました。
一参加者としては「元気な時に、もしもの話をしても現実的に考えられないのでは」という疑問に対し、「その人が何を大切にして生きているのか、大事に思っていることを聞いていくことから始めては」という答えがしっくりきました。大事に思っていることを何度も聞いていくうちに自然とその人のACPが出来上がっていくように思いました。
理学療法士Y