スタッフブログ

2024.10.11

仏教と医療倫理についてのワークショップ開催

 

10月2日に僧侶であり理学療法士でもある鈴木秀彰さんを外部講師としてお招きし、「仏教と医療」というテーマで講演をいただきました。また後半では、鈴木さんにファシリテータとして参加していただき、臨床場面で方針決定に葛藤が生じた事例を用いて、小グループで議論しました。

 

 前半では、仏教とは「慈悲のこころ」であり、これは医療と同根であること。医療を提供することは仏教を実践することである、という説明がありました。また、仏教的なリーダーシップ論についての説明がありました。仏教にもリーダーシップにも「これ」という解答はないが、「慈悲」と「謙虚」をベースにしたリーダーシップの在り方は、医療だけでなくビジネス界でも、価値の多様化した現社会でも通用する汎用性の高い姿勢ではないだろうか、というテーゼが出され、共感しました。

 

 

後半は、医療倫理の原則を仏教的に捉えた説明を受けたのち、臨床的葛藤があるケースを2つの問いに沿ってスモールグループで議論しました。これまで現場で実践してきた倫理カンファレンスは直接患者ケアに関わる職種が参加して行うものでしたが、事務や技師が入ってのカンファレンスはより中立的な立場での意見がでやすいという気づきを得ました。またカンファレンスのファシリテータの役割が重要で、職種による医療観や職種間パワーバランスを排除した進行に徹することが期待されるのを実感しました。

 

研修終了後の懇親会では、6年前に「あたたかな医療」で有名な諏訪中央病院を見学し、鎌田實名誉院長の診察場面でご一緒したときのことを回想しつつ、交流を深めました。鈴木さんから、『「あたたかな医療」を貴院からも感じましたよ』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。今後も「慈悲」を基盤にしたあたたかくおもいやりのある医療を展開できるよう、スタッフとともに互いにリーダーシップを発揮していきたい、改めてそう感じた1日でした。

 

 

院長  玉木 千里

2024.10.11

秋のミニ運動会

2024年9月25日(水曜日)高津公会堂をお借りして、ほっこりカフェを行いました。

ほっこりカフェは、認知症予防、認知症になっても安心して地域で生活が継続できるよう相談できる場として、運営を行っています。

今回は、秋のミニ運動会を開催し、9人の方が参加されました。

ラジオ体操に始まり、秋の味覚柿・栗を実らせ収穫しょうゲーム、秋にちなんだクイズ、玉入れを行いました。さるさん、くまさんチー ムの2チームに別れ、チームで協力し知恵を出し合い、身体を動かし、昔を懐かしみ童心に戻って楽しむことが出来ました。その中でも耳が遠い方、手が使いづらい方へもお互いに配慮して声を掛け、サポートしておられる事が印象的でした。

 

最後に、収穫した手作りの柿と栗を冷蔵庫に貼る‼と言って持って帰られました。(秋の味覚が楽しみです(*^^*))

 

次回は11月を予定しています。是非、ご近所誘い合わせて、ご参加をお待ちしています

 

 

外来看護師M

2024.10.01

京都私立病院協会 第60回病院対抗野球大会の報告

 

当日は京都市内の開催にも関わらず、院長が応援に駆けつけてくださいました。

 

試合の結果は

 

 

 

 

 

なんと、初出場で初優勝しました!!

 

ふだんの練習から、初心者、老若男女問わず楽しく野球をすることをモットーに取り組んできて、この大会でも、メンバー全員が出場して優勝することができました。

 

 

 

先輩後輩の垣根を超え、職員の親睦を深めることができ、とても良い経験となりました。

 

院長をはじめ応援して下さった方々、また、勤務調整して送り出して頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

2024.10.01

芋掘り

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉とおり、彼岸明けからようやく朝晩が過ごしやすくなってきました。

 当院の「協立園芸」で育てていたサツマイモが収穫の時期を迎えたので、患者様と芋掘りを行いました。

 日中はまだまだ暑く、日陰にプランターを移動させさっそく収穫開始!満足な出来とはいえませんが、食するには十分なサイズの大小さまざまなサツマイモを収穫することが出来ました。

 

   

 

 

 

 「私も家で毎年サツマイモ育ててたん やで!来年はまた作りたいな」と患者様から感想を頂きました。

当院は今後も地域性や患者様の歩んできた生活スタイルや背景を大切にした作業療法を提供できるよう努力してまいります!

 

 

作業療法士 T

2024.09.18

京都協立病院野球チーム

2年前からTHE BLUE SPRINGsというチーム名で活動しています。

病院・診療所の職員で、野球経験も様々、男女合わせて27名ほどのチームです。

コミュニケーションや、健康づくりを目的に楽しく野球をやっています。

 

初心者も多くいるようなチームですが、京都私立病院協会が開催している病院対抗野球大会に今年初めてエントリーしました。結果はなんと、3連勝でベスト4進出が決まりました。

 

 

 

9月23日には準決勝があり、それに勝利すると同日決勝戦があります。

どこまで勝ち進めることができるかわかりませんが、優勝目指して全力で挑みたいと思います。

 

皆さん、応援よろしくお願いします。

 

2024.09.18

玉木院長ACPを語る

9月4日、当院の玉木院長が綾部医師会主催、綾部市など共催の令和6年度第1回医療介護連携推進勉強会で講師を務めました。

テーマは「在宅での看取りにおける医療・介護・多職種連携の取組について~人生会議(ACP)の視点から~」でした。

 

平日の夕方、18:30~という時間設定にもかかわらず、スタッフ含め総勢51名の参加で会場も駐車場もいっぱいになりました。参加者はケアマネ、看護師、介護スタッフなど在宅にかかわる多職種の参加があり、関心の高さがうかがえる企画となりました。

講演では、ACPとは、といった基本的なことから始まり、実際の京都協立病院の訪問診療でのACPの説明や確認については、当院外来看護師が説明しました。後半は当院の事例を交えて、ACPを進めるうえでの課題についても報告がありました。

 

まとめとして、

・ACPは医療やケアを受けるタイミングで開始し、家族を巻き込んで何度も確認することが望ましい(可能な場合は壮年期からとの提言もあり)

・繰り返しACPを実施することが、より良い看取り、自宅での看取りにつながることが研究で示唆されている

・ACPが実施されていても、関係者間で情報の共有が不十分なケースがある

 

といった内容が共有されました。

 

一参加者としては「元気な時に、もしもの話をしても現実的に考えられないのでは」という疑問に対し、「その人が何を大切にして生きているのか、大事に思っていることを聞いていくことから始めては」という答えがしっくりきました。大事に思っていることを何度も聞いていくうちに自然とその人のACPが出来上がっていくように思いました。

理学療法士Y

 

 

2024.09.18

魚釣り

こんにちは。

まだまだ暑い日が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回のレクリエーションは2チームに分かれて魚釣りを行いました。

 

釣り竿に付いた磁石と魚に付いたクリップを引っ付けて釣りあげます。

ルールは、たくさん釣れたチームが勝利です!

ゲーム中は真剣な表情で大漁を目指しておられました。

 

 

 

途中で点数の高い魚を追加したり、チームの合計点だけでなく個人成績の発表を行い、盛り上がりました。

 

よし釣れたぞ!と思ったらお隣さんと同じ魚を狙っていた・・・という微笑ましい場面もみられました。

勝敗に限らず、皆様も職員も楽しめたようで良かったです。

 

作業療法士 S・H

2024.08.02

2024年 夏の看護体験

2024.08.01

高校生リハビリ体験会

土用の丑の日も終わり、疲れがでてくる今日この頃。

 

リハビリテーション課では夏休み高校生リハビリ体験会を行いました!

 

今回から見学の時間を延長し、より体験できる機会を増やして臨みました。取り組む生徒さんの姿をみて、こちらの疲れも癒され有意義な時間を過ごさせて頂きました。

 

今回の体験会が皆さんの進路への助けになれば嬉しいです。

スタッフ一同応援しています。

理学療法士S・作業療法士F

2024.07.29

安東医院、いわくら病院の見学に行ってきました。

当院がアルコール依存症への取り組みを始めて約一年。

月一回のコンサルテーションを受けている安東医院にて、依存症専門外来の診察場面の見学、デイケア・家族教室やミーティングへの参加など、体験させていただきました。いろいろな病院を渡り歩き、やっとの思いでアルコール依存症の専門治療に繋がり、回復されつつある患者さん、家族さんに実際にお会いして、その生の声をお聞きすることができ、トリートメントギャップに対する医療の重要性や責任を感じました。

また、午後からは精神科開放医療に取り組まれている、いわくら病院の見学をさせていただきました。2019年には日本で初めての開放病棟による精神科救急病棟を開設。その人の行動の自由をできるだけ制限しない、入院中であってもその人が自分自身の人生を生きているという主体性の感覚を持ち続けていただける環境を提供すると明言され、至る所にその精神が体現されていることが私たちにもよくわかりました。アルコール依存症のリハビリプログラムも確立されており、自助グループへの参加に対する患者さんとの向き合い方なども併せて、非常に多くの学びとなりました。

どちらの病院も私たちを本当に温かく迎え入れてくださって、依存症という社会からの孤立を素因とした難しい病に真摯に向き合われるスタッフの皆さんの姿勢に心を打たれ、改めて私たちには何ができるのだろうと考えさせられる有意義な一日でした。

 

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