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12/2(土)綾部市ITビルで開催された、
「在宅療養を知っていますか。~住み慣れた地域でいつまでも~」と題した、
綾部市医師会主催の市民と医療・介護関係者向けのシンポジウムに参加してきました。
基調講演をされたのは、福知山市医師会から西垣医院の西垣先生。
その人らしく最期を迎えるために医療者として大切にすべき事を、
がん患者の看取りをされた事例からお話しいただきました。
本人や家族の思いに寄り添うこと、
医療や介護の側がしっかりチームワークをとることの大切さが、心に響く内容でした。
次に、門院長を座長にしたパネルディスカッション。
綾部市内に勤務する医師、薬剤師、訪問看護師、理学療法士、
ケアマネジャー、病院ソーシャルワーカーがパネリストで参加されました。
まず、脳梗塞で身体障害を抱えた78歳の男性が、
大腿骨骨折で入院されたという、架空の事例がデジタル紙芝居で上映されました。
座長から「退院にむけて、どうしたらこの人らしい生活が、
再び自宅で送れるかについて議論しましょう」との提案で、パネラーの皆さんも加えて白熱した議論に。
途中フロア発言も飛び出し、会場全体で知恵を出し合いました。
食事や薬、お金、住環境、生きがいや役割、家族関係など、病気や障害を負っても
地域で生活を続けるためにどう支援したらよいか、様々なヒントあり・問題提起ありの充実した内容でした。
よりそい支援連携室(O)
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