認知症疾患医療センター主催の「地域で支える認知症公開講座」。
「認知症 みんながなりうる病気 早いうちから相談しよう」のお題をいただいた。
およそ3分の1は予防できると言われる認知症予防について、内外の研究を紹介した。
日本では運動、禁煙などが大切とされ、それを否定するつもりはないが…
私が最も注目しているのは「社会的交流」。
これについては、15,000人を超える日本人を対象にした研究が注目される。
「社会的交流のある人(老人会、ボランティア、趣味の会など)は認知症になりにくい。
特にリーダーはさらになりにくく約20%予防できる」
たとえ予防できなくても、社会的交流があれば「認知症になっても安心して暮らせる社会」ができる。
そんな交流が盛んなまちづくりを進めたいものだ。
院長 門 祐輔
(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)