スタッフブログ

スタッフブログ

2020年11月

2020.11.30

ホスピタルアート 秋

朝晩冷え込む季節となりましたが、皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。

未だに新型コロナウイルスの収束が見えず、感染の脅威から逃れられない日々が続いていますが、

今年も残すところあと1ヶ月となりました。

季節も変わりリハビリ室の壁紙も秋冬の雰囲気に衣替えしました。

落ち葉や雪と少し寒さ感じる壁紙ですが病院の中は暖かく、

患者様も熱心にリハビリに取り組まれ活気に満ち溢れた様子が伺えます。

寒さやコロナ、病気には負けないぞ!という気持ちを大事に励みましょう。

 

 

リハビリスタッフ K

2020.11.12

あかた ちかこさん講師 LGBT学習会

2020年10月29日に完全オンラインによる京都北部学術運動交流集会を開催しました。

 

この集会の学習記念講演として現在京都精華大学や大阪人間科学大などで、ジェンダー問題にとどまらず

ティーンの性教育者や恋愛相談屋さんとして幅広くご活躍の「あかた ちかこ」さんをお招きし、

LGBTについての学習会を開催しました。

(あかたさんの紹介はこちらの記事など参考に https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/115297)

 

みなさんは「LGBTを知ってどうすんの?」「LGBTのことについて学ぶのは誰のため?」

「LGBT問題って何が問題?」「カミングアウトが一番しづらい相手は?その理由は?」

「そんならカミングアウトしいひんかったらいいやん、ってどうなん?」「LGBTのなにがしんどいの?」

という問いかけに明快な解答を持っておられますか?

 

今回の講演では、これらの質問を聴講者に投げかけつつ、重いテーマでありながら、

終始テンポの良い大阪弁と大きなジェスチャー、そして豊かな表情によって楽しく語る内容に、

終始笑わされ、泣かされ、圧倒されっぱなしの1時間でした。

 

講義を貫いていたメッセージは、LGBT問題とは「性で悩んでいる可愛そうな人たちの問題」ではなく、

「人権・差別の問題」だということです。

つまり、あなたと私は違うという「違い」を出発点とした「認めあい」ができているかという問題だということ。

そして、「人権を擁護する」ということは「人とは違って当たり前」の自分自身を擁護することに帰結する、ということです。

 

他にも、「性別」と一言で言ってもそこには社会的性別、性自認、身体的性別の分類があり、

その解釈は非常に複雑であること。「性別は揺らぐもの」「自分の性別は他人(ひと)ではなく自分で決めるもの」

などの言葉は医療人としては知っておくべき重要な認識だと感じました。

 

今回の学習を機に、これから病院としてすべての患者さんが「快適」まではいかなくても

「居て不愉快にならない」病院をどうしたら作っていけるかを検討していきたいと強く心に刻みました。

 

※写真は会場や参加者全員でとったスナップショット

 

院長 玉木千里

pagetop

Copyright(c) Kyoto Kyoritsu Hospital All Rights Reserved

公益社団法人京都保健会 京都協立病院

外来診療体制表はこちら

診療科によって、休診日や診療開始時間・終了時間が異なりますので、来院の際は上記の「外来診療体制表」で確認して頂くか、お電話にてお問い合わせ頂くようにお願い致します。

公益社団法人京都保健会

京都協立病院

〒623-0045
京都府綾部市高津町三反田1番地

0773-42-0440

お問い合わせはこちら

無料送迎バス運行表

ウェブカメラ

小児科 Iチケット

無料低額診療事業

Facebook