昨年9月に村岡ケンイチ氏をお招きして実施した「医療とアートの学校」企画以降、病院内にチームを作って、アート活動を病院内外に展開する動きを構想してきました。
去る1月31日にそのチーム活動がついに始動しました。その名も「チームEⅢ(イー・スリー)。メンバーは多部署・多職種で構成される6名+事務局5名です。

EIIIとは、Egao(笑顔)、Iyashi(癒やし)、Irodori(彩り)、Interaction(交流)の頭文字からとりました。I(アイ)3つでⅢ(スリー)です。
チームEⅢの結成時にかかげた活動目標は次の4点です。
- 患者:アート活動を通じて回復への意欲を高め、心の安らぎを得る。
- 職員:創造的な体験によるストレス緩和とチーム連携の促進。
- 地域・健康友の会:協働を通じて「地域に開かれた病院」文化を育む。
- 病院組織:HPH活動の柱として、文化的・精神的健康づくりを推進。
第1回のミーティングでは、各メンバーのこのチームに寄せる熱い思いややりたいことをみんなで出し合い、チームのMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を作成しました。
完成したのが次のものです。
Mission (活動意義) | 私たちチームEⅢは、地域住民(子どもからお年寄りまで)、患者、職員が、アートを通じて参加し、交流する場を創り、病院をアートで彩られたプラットフォームにしていく活動を行います。 |
Vison (活動内容|私たちが実現したい姿) | チームEⅢは、アートを通じて病院を地域に開かれたプラットフォームとし、次のような活動を展開します。 ● 地域住民を巻き込んだイベントや創作活動の場を企画・運営する ● 作品制作・展示・出展を通じて、参加と交流が生まれる空間をつくる ● 医療職の魅力や医療の現場を、アートを通して伝える場を創出する ● 活動内容を積極的に発信し、病院と地域をつなぐ物語を紡ぐ ● 綾部の地域性や四季の移ろいを感じられる企画を取り入れる ● 診療報酬への反映や制度的評価も見据えた、学術的・啓発的活動を行う ● 他の医療機関にとっての目標・モデルとなる活動を目指す ● 他のアーティストや団体とのコラボレーション |
Value (方法・成果|私たちが大切にするやり方と生み出す価値) | チームEⅢは、次のような実践と工夫を通じて価値を生み出します。 ● 健康まつりの成功に象徴される、地域参加型イベントの実践 ● 美術館めぐりや他病院の見学など、学びと感性を高める活動 ● 似顔絵セラピー、笑い文字など、心が動くアート実践 ● 部署間の垣根を越えた交流の場づくり ● 展示会への出展や院内外での作品発表 ● 多様な発信手段(掲示・SNS・Web等)を用いた活動アピール ● メッセージ・ツリーなど、退院患者の思いを可視化する仕組み ● 病院入口の床改修など、空間とアートの結合のデザイン |


これから毎月様々な活動を通して、目標の実現に取り組んでまいります。
また、例年11月に催される健康友の会との共創企画「健康まつり」では、地域住民の参加できるアート・イベントを企画する予定です。
どうぞみなさん、今後EⅢの活動にご注目いただき、ご理解とご支援をよろしくお願いします。またみなさんの見学・活動参加もお待ちしております。
院長 玉木 千里















