「じつは、知り合いが協立さんにお世話になっとって。その時のことを投稿してたようで
新聞に掲載されているんや」と友の会の会員さんよりお声掛けいただきました。
私達にできることはそう多くはないのかもしれませんが
無言の会話のお手伝いができたとしたなら、私達こそ感謝の気持ちでいっぱいです。
よりそい支援連携室
スタッフブログ
2019.01.19
無言の会話
2019.01.19
執筆依頼をうけました
ここ数年、高齢者の多剤投与が注目され、重複して服用していたり不要なお薬は減らしていきましょうという
「ポリファーマシー」対策が病院や保険薬局でなされるようになりました。
医師や薬剤師に関わらず患者さんに関わるスタッフが連携して
「ポリファーマシー」に取り組んでいくことが大切で、当院の薬局でも微力ながらその発信をすすめています。
今回、医学書院より執筆依頼があり、理学療法ジャーナルに掲載して頂きました。
どれだけの方の目にとめていただけたかは…ですが、今後も多職種と連携しながら、
患者さんの薬物療法を通じて療養生活だけではなく退院後の在宅生活も支ていけたらと思っています。
よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)
2019.01.16
雪の結晶は何角形?
2019.01.15
新しい年の始まりを寿いで
2018.12.29
来る年が良い一年になりますように…
2018.12.28
☆メリークリスマス☆
2018.12.26
糖尿病教室・・・自分で握ってみました
先日、第4回糖尿病教室を開催し、13名の方にご参加いただきました。
第1部の糖尿病試食会
献立は…
・にぎりずし
・おからとヨーグルトのサラダ
・豚汁
おからとヨーグルトのサラダは、一見ポテトサラダのようですが、
実は、マヨネーズを使っていません。ヘルシーなのにボリューム満点。
豚汁は、具材を大きく切って、しっかりと噛むことで満腹感がでます。
握りずしは、酢飯を各自で握っていただきました。
お茶碗では少ないと感じる量も、
ひと口大に握ることで「見た目」も「お腹」もいっぱいになりました。
みなさん「お腹いっぱい」とお話されていました。
第2部は、奥村薬剤師による「お薬のざっくり話」
「普段飲んでいるお薬の名前をご存知ですか?」
「食事後服用とはいつかご存知ですか?」など、
なにげなく服用しているお薬のことや、お薬手帳の活用についてのお話です。
お薬手帳は、現在服薬中のお薬だけでなく、
今までに服薬してきたお薬なども記されています。
旅行や外出中に体調不良になった時や、
ご自分のカルテのない病院を受診された時にとても役立ちます。
病院受診時だけでなく普段から持ち歩くと良いことがわかりました。
これからますます寒くなりますが、体調などお気を付けください。
栄養課
2018.12.21
憲法カフェ…憲法を学ぶ機会を身近に
昨日は、勤務時間後に院内で行われた、若手職員主催の「憲法カフェ」に参加した。
若い職員の参加が多く大いに刺激を受けた。
講師は今春の京都府知事選挙で大活躍した福山和人弁護士。
・高い学費と不十分な奨学金。
・下がり続ける実質賃金と増える非正規雇用。
・消費税増税分が法人税減税に充当され、増える内部留保と格差格差。
・世界の先進国と比較して、異常な状態に置かれた状況のもと、
・自己肯定感や将来への希望が持てず、社会が変えられると思えない日本の若者の現状…
そんな前振りの後、じゃあどうすればいいの?
「憲法を知ろう」と本題へ。
スマホで「日本国憲法」の条文をカンニングしながら聞いていたが…
http://www.peace-toyama.jp/9jyou/image/pdf/kennpou.pdf
・日本国憲法で一番大事な条文は、第十三条「すべて国民は、個人として尊重される」。
人は「生産性」などに関係なく、そのままで大切な存在である。
・「日本国憲法の三原則」は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重と習ってきたが、
これらは第十三条を実現するための手段である。
・第二十五条「生存権」は、アメリカ、イギリス、ドイツ憲法にはなく、フランス、
イタリアでも労働できない人などに限定されている。
・第九十九条「憲法尊重擁護の義務」を負うのは6種類の人。
天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、公務員だが、これは、戦前に戦争を起こし
国民を弾圧してきた人たち。
2012年自民党憲法草案はこの真逆で、国民に憲法尊重義務を押しつけ…
目から鱗の話の後、グループ討論は大いに盛り上がった。
「根本的には税金の使い方を変える必要があるが、
まずは身近で気になることに取り組んで、成功体験を積み重ねよう」という講師のまとめに納得。
今朝の朝礼はこの話題で持ちきりで、とりわけ若手から
「こんな話は初めて聞いた」
「普段はラインニュースしか見ていないので…」
終了後もいろいろ話をしていたようだが、企画した若手職員は今日もキラキラしていた。
院内で、これからも憲法を学ぶ機会をつくろうという雰囲気が出てきたのはすごい。
「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」のHPに
「憲法カフェ」のQ&Aが載っている。
こんな時代だからこそ、いろいろなところでこうした取り組みが広がってほしい。
とりわけ若い人たちが中心に取り組めば、大きな変化が起こると実感した。
医局長 門 祐輔
(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)
2018.12.08
スイートポテトを作りました
2018.12.01
個人の命と人権をアドボケートする役割を確認しながら…
昨日は京都北部の関連事業所が一堂に会して、2年に1回開催される
北部地域学術運動交流集会でした。
これまでは、2ブースに分かれて口演を聞く形式でしたが、
合間の時間にもより多くの演題に触れられるという意見を採用して、
今回からポスター形式で3ブースに分かれて発表する形式が採択されました。
今回のエントリーは特別報告2演題を含めて20演題。
忙しい中、準備をされたみなさま、お疲れ様でした。
特別報告の1つめは、訪問看護ステーションが資源が少ない地域のニーズに応じて
精神疾患や小児難病の看護に取り組む奮闘と、その裏腹の関係にある潜在的な課題
についての報告でした。
もう1つは難病を抱えた寝たきり女性の「在宅で過ごしたい」という希望を支えた
在宅スタッフの感動的な報告でした。
「俳句によって私は走ったり、空も飛べる」の言葉が心に残りました。
ポスター発表については、病院からは、医局や病棟・外来のほかに栄養課やNST、
リハビリ課からの発表がありました。
内容はアドバンス・ケア・プランニング(ACP)から学術研究まで多様なテーマ
での発表でした。
事業所からは、症例検討会の取り組みやいくつかのHPH絡みの報告がありました。
そして個別の事例を深め考察で一般化するという感動的な発表も数本ありました。
最後の優秀ポスター発表選考では、第3位が4演題もひしめき合うという、
予想外の結果に驚きました。
3位までに6演題も入ったというのは、いずれの発表も甲乙つけがたい質の高いもの
であったという証左と言えると思います。
運営側の準備は大変だったと思いますが、日頃大変な業務と医療情勢のなか、
私達はどんな医療を実現するために、医療従事者としての専門性をどこでどんなふうに
発揮しているのか、またこれからどんな医療を提供していくべきなのか、を再確認する
確かな場になったのではないかと思います。
そして、これらの活動を通して、民医連医療の2つの柱
・第一の柱:貧困と格差、超高齢社会に立ち向かう無差別平等の医療・介護の実践
・第二の柱:安全、倫理、共同のいとなみを軸とした総合的な医療・介護の質の向上
(https://www.min-iren.gr.jp/?p=29774)が着実に実践されているという確信を得る
ことができました。
この確信をさらなる飛躍へのエネルギーに変え、効率化や生産性に流されやすいこの時代に、
個人の命と人権をアドボケートする役割を確認しつつ頑張っていくことを約束したい、
そんな一日になりました。
院長 玉木千里(玉木医師の許可を得てFacebookより転載しています)