第16回全日本民医連近畿地方協議会、研修医症例発表会がありました。
この症例発表会は、近畿地方の民医連に所属する初期研修医が、
日常診療からの課題や知見の深化を目的として、それぞれにテーマを決め研究発表します。
全体としては45演題、京都民医連としては8演題、
そして当院院長が指導医・共同演者として関わった2演題が発表されました。
非常にレベルの高い発表が多く、そのまま各学会に持ち込んでも問題ないものでした。
研修医、指導医の皆さん本当にお疲れ様でした。
医局担当
スタッフブログ
2019.01.28
近畿地協 研修医症例発表会
2019.01.20
嚥下を考える会 研修会開催
2019.01.19
無言の会話
2019.01.19
執筆依頼をうけました
ここ数年、高齢者の多剤投与が注目され、重複して服用していたり不要なお薬は減らしていきましょうという
「ポリファーマシー」対策が病院や保険薬局でなされるようになりました。
医師や薬剤師に関わらず患者さんに関わるスタッフが連携して
「ポリファーマシー」に取り組んでいくことが大切で、当院の薬局でも微力ながらその発信をすすめています。
今回、医学書院より執筆依頼があり、理学療法ジャーナルに掲載して頂きました。
どれだけの方の目にとめていただけたかは…ですが、今後も多職種と連携しながら、
患者さんの薬物療法を通じて療養生活だけではなく退院後の在宅生活も支ていけたらと思っています。
よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)
2019.01.16
雪の結晶は何角形?
2019.01.15
新しい年の始まりを寿いで
2018.12.29
来る年が良い一年になりますように…
2018.12.28
☆メリークリスマス☆
2018.12.26
糖尿病教室・・・自分で握ってみました
先日、第4回糖尿病教室を開催し、13名の方にご参加いただきました。
第1部の糖尿病試食会
献立は…
・にぎりずし
・おからとヨーグルトのサラダ
・豚汁
おからとヨーグルトのサラダは、一見ポテトサラダのようですが、
実は、マヨネーズを使っていません。ヘルシーなのにボリューム満点。
豚汁は、具材を大きく切って、しっかりと噛むことで満腹感がでます。
握りずしは、酢飯を各自で握っていただきました。
お茶碗では少ないと感じる量も、
ひと口大に握ることで「見た目」も「お腹」もいっぱいになりました。
みなさん「お腹いっぱい」とお話されていました。
第2部は、奥村薬剤師による「お薬のざっくり話」
「普段飲んでいるお薬の名前をご存知ですか?」
「食事後服用とはいつかご存知ですか?」など、
なにげなく服用しているお薬のことや、お薬手帳の活用についてのお話です。
お薬手帳は、現在服薬中のお薬だけでなく、
今までに服薬してきたお薬なども記されています。
旅行や外出中に体調不良になった時や、
ご自分のカルテのない病院を受診された時にとても役立ちます。
病院受診時だけでなく普段から持ち歩くと良いことがわかりました。
これからますます寒くなりますが、体調などお気を付けください。
栄養課
2018.12.21
憲法カフェ…憲法を学ぶ機会を身近に
昨日は、勤務時間後に院内で行われた、若手職員主催の「憲法カフェ」に参加した。
若い職員の参加が多く大いに刺激を受けた。
講師は今春の京都府知事選挙で大活躍した福山和人弁護士。
・高い学費と不十分な奨学金。
・下がり続ける実質賃金と増える非正規雇用。
・消費税増税分が法人税減税に充当され、増える内部留保と格差格差。
・世界の先進国と比較して、異常な状態に置かれた状況のもと、
・自己肯定感や将来への希望が持てず、社会が変えられると思えない日本の若者の現状…
そんな前振りの後、じゃあどうすればいいの?
「憲法を知ろう」と本題へ。
スマホで「日本国憲法」の条文をカンニングしながら聞いていたが…
http://www.peace-toyama.jp/9jyou/image/pdf/kennpou.pdf
・日本国憲法で一番大事な条文は、第十三条「すべて国民は、個人として尊重される」。
人は「生産性」などに関係なく、そのままで大切な存在である。
・「日本国憲法の三原則」は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重と習ってきたが、
これらは第十三条を実現するための手段である。
・第二十五条「生存権」は、アメリカ、イギリス、ドイツ憲法にはなく、フランス、
イタリアでも労働できない人などに限定されている。
・第九十九条「憲法尊重擁護の義務」を負うのは6種類の人。
天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、公務員だが、これは、戦前に戦争を起こし
国民を弾圧してきた人たち。
2012年自民党憲法草案はこの真逆で、国民に憲法尊重義務を押しつけ…
目から鱗の話の後、グループ討論は大いに盛り上がった。
「根本的には税金の使い方を変える必要があるが、
まずは身近で気になることに取り組んで、成功体験を積み重ねよう」という講師のまとめに納得。
今朝の朝礼はこの話題で持ちきりで、とりわけ若手から
「こんな話は初めて聞いた」
「普段はラインニュースしか見ていないので…」
終了後もいろいろ話をしていたようだが、企画した若手職員は今日もキラキラしていた。
院内で、これからも憲法を学ぶ機会をつくろうという雰囲気が出てきたのはすごい。
「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」のHPに
「憲法カフェ」のQ&Aが載っている。
こんな時代だからこそ、いろいろなところでこうした取り組みが広がってほしい。
とりわけ若い人たちが中心に取り組めば、大きな変化が起こると実感した。
医局長 門 祐輔
(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)