今回は「春」をテーマに蝶や蜂、シャボン玉をリハビリ課の職員で作成しました。
蝶やシャボン玉も色々な大きさや色で明るい雰囲気が出るように工夫しました。
また、立体感を出すために水風船も使いました。
蝶は意外と難しく、(一部)不格好な蝶も見られますが、
患者様の喜ぶ顔がみられるように精一杯作りました。
春らしい明るいリハビリ室になり
患者様のリハビリ意欲向上に繋がればいいと思います。
リハビリテーション課 O
スタッフブログ
2018.04.05
ホスピタルアート 第3弾!
2018.04.03
あやバスのバス停 敷地内へ
わが綾部(あやべ)市内を縦横に走るあやバス。
今日は、これまで交通量の多い府道にあったバス停が、病院玄関前に設置された初日。
高齢化率が4割近くになった綾部市では、高齢者の運転免許証の返上が目立つ。
田舎なので自らあるいは家人の車で来院する人が多いが、
調査すると意外にあやバス利用者がいることが分かり、
この数年来「バス停を病院前に」と綾部市へ要求してきた。
しかし出入り口が1カ所ではバスをバックさせないと出られず、
事故の心配があることがネックだった。
2年ぶりのダイヤ改正で市から声がかかったのを機に、
本院が工事費を負担し新たに出口を作り構内の補強をして実現した。
これで雨や雪の日も病院内でバスが待てるし、
交通量の多い府道を横切って来院しなくてもすむ。
1時間に1本とはいえ、綾部市内では最も本数の多い路線の一つ。
患者・家族の利便性・安全性が高まり、
あやバスの収益増にもなるので、是非多くの人に利用してもらいたい。
仲介していただいた市の担当者は昨日付で定年と言っておられたが、
私もこれが院長としての最後の仕事となった。
本日付けで院長交代し、今後は玉木医師の若くて柔軟な指導力に期待しつつ、
私も一医師として、引き続きこの地域の医療のために頑張りたい。
医局 門 祐輔(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)
2018.03.28
友の会と会員さんの架け橋…配達協力員さんの集い
綾部健康友の会では、「友の会だより」を地域の会員さんに配って頂いている
「配達協力員のつどい」を毎年1回開催しています。
現在99名の方にご協力頂いていますが、今回 集まって下さったのは20名のみなさん。
ささやかですが準備させて頂いた昼食を食べながら、日頃の配達での様子や苦労話しなどを交流し、
「いい運動になっている」
「会員さんとおしゃべりするのが楽しい」などの声が出されました。
その後、沖縄の基地問題のビデオを見た後、医師より「眠り」などの健康講座をして頂きました。
初めて参加された方もあり、和気あいあいと交流し楽しい時間となりました。
地域の会員さんと友の会の架け橋をしていただいている協力員さん。
いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
事務局 (T)
2018.03.27
糖尿病にも関係あるんです。筋力の低下・・・
3月14日 『サルコペニアって? ~自宅で出来る転倒予防体操~』のテーマで、
糖尿病試食会・講座を開催しました。
サルコペニアとは、加齢や疾患(病気)などで筋肉量が減少することで、
握力や下肢筋・体幹筋など「全身の筋力低下が起こること」をいいます。
サルコペニアになると筋肉が少ない状態なので、血糖を利用しにくくなって、
糖尿病になりやすい・悪化しやすいと言われています。
そうです。筋肉量は糖尿病にも関係しているのです。
そこで、今回は当院の理学療法士を講師に、室内で出来るレジスタンス運動
(筋肉に不可をかけたトレーニング)を教えていただきました。
「どこを伸ばしたらいいの?」
「結構 きついなー…」
「私は いつも 足指運動をしているで…」
参加者も質問しながら個々に合った方法の指導を受け楽しく体験ができました。
お待ちかねの試食タイム。
筋肉をつけるためにはバランス良い食事とたんぱく質が大切!ということで、
今回はたんぱく質を補う方法を紹介させて頂きました。
献立は…
蒸し鶏の南蛮漬け(水煮大豆も入れました。すぐに使えるので便利ですね。)
豆苗と青シソのサラダ(オリーブオイルで和えることで、ビタミンの吸収率もアップ。)
アサリの豆乳みそ汁(だし汁の代わりに豆乳を使いました。冷めても美味です。)
豆苗は生でも使えて手軽で、価格も安定、栄養価も豊富。
その上、カットした後からもう一度芽がでるので2回も採れてお得感いっぱいです。
アサリのむき身も、冷凍を使えばお手軽ですね。
しっかりタンパク質をとってレジスタンス運動も取り入れて、
筋力低下を予防しながら療養生活を送りたいものですね。(*^。^*)
栄養課
2018.03.14
とろみのムラをなくしたい
2018.03.05
灯りをつけましょ ぼんぼりに・・・「桃の節句」の行事食
2018.02.27
北部のSW実践報告発表・・・地域間格差の発信を
2/22京都キャンパスプラザにて「京都ソーシャルワーカー事例発表会」が開催され、
よりそい支援連携室のMSW3名で参加させて頂きました。
今回は『京都府北部のソーシャルワーカー実践報告~実態調査アンケート報告をもとに~』というテーマで、
丹後圏域と中丹圏域内の病院に勤務するソーシャルワーカー(または連携室担当者)を対象に行ったアンケートをまとめ、
当院のよりそい支援連携室の大槻課長と、京都ルネス病院の佐藤氏が共同で、京都府北部の現状を報告されました。
病院の数、専門科、医師・看護師を始めとする医療スタッフ数、
退院後の受け入れ先となる社会資源、すべてにおいて京都市内に比べ不足していることや、
『越冬』という北部地域特有の環境から、入院患者の受け入れや退院支援に困難を来たしている実態が明らかになりました。
また、大槻課長が発表された『在宅生活を支え切れなかった事例』では、
どこに居住しているかで当然生活の質は左右されるのに、
社会的・環境的要因は認定段階では加味されないという介護保険の課題や
生活保護制度での縛りを受け、在宅生活が継続できなかったケースが取り上げられました。
空きベッドがないという理由で入院ができなかったり、
介護サービスの不足が原因で自宅に帰ることができなかったり、
都市部に比べこの地域では、まだまだ地域包括ケアシステムの確立には程遠いところにあるようです。
今回の報告で、「初めて北部の大変な状況を知った」という声も多く聞かれました。
今後も『人権尊重・無差別平等の医療・福祉を提供する』京都協立病院のソーシャルワーカーとして、
都市部との格差問題を発信し続けていこう…と帰途につきました。
よりそい支援連携室(A)
2018.02.15
少し手を伸ばして一緒に考えよう…地域包括ケア交流集会
2/3(土)第2回京都民医連 地域包括ケア交流集会が開催され、
全体で119名が参加し交流しました。京都協立病院からも5名が参加しました。
グループワークⅠでは
「京都民医連(自分の地域の、事業所の)の地域包括ケア、ここが進んでで、ここが足りない」をテーマに、
元院長の小林充実行委員長の問題提起を受け、グループごとに討論しました。
グループワークⅡでは
「地域包括ケア時代に、病院を含む民医連ネットワークだからこそできる協働作業とは」をテーマに、
病院と地域包括ケアのテーマに沿った
①地域で深まっている介護の困難(包括支援センター)
②急性期病院で深まっている入退院支援の実像(京都民医連中央病院)
③京都民医連初の「住まい」への挑戦(咲くあん上京と上京診療所)
④精神科-内科の連携した認知症への取り組み(第二中央病院)
⑤地域包括ケア病棟・往診センター・看護多機能小規模連携への挑戦(吉祥院病院)
の、5つの報告を受けて
「連携を強めることでお互いがもっと強くなれる工夫とは」
「地域へ向けて病院事業所協働して立ち向かいたい行動とは」について討論しました。
所属する機関や事業所の立場を超えて、
少し手を伸ばしてお互いに何ができるかを一緒に考えてみる。
そこに新たな気付きやアイデアが生まれる。
それが地域を変えていく力になると感じました。
多くの参加者の意見を聞くことができ、充実した集会になりました。
よりそい支援連携室(O)
2018.02.05
福よ来い
2018.01.23
認知症予防・・・「社会的交流」に注目
認知症疾患医療センター主催の「地域で支える認知症公開講座」。
「認知症 みんながなりうる病気 早いうちから相談しよう」のお題をいただいた。
およそ3分の1は予防できると言われる認知症予防について、内外の研究を紹介した。
日本では運動、禁煙などが大切とされ、それを否定するつもりはないが…
私が最も注目しているのは「社会的交流」。
これについては、15,000人を超える日本人を対象にした研究が注目される。
「社会的交流のある人(老人会、ボランティア、趣味の会など)は認知症になりにくい。
特にリーダーはさらになりにくく約20%予防できる」
たとえ予防できなくても、社会的交流があれば「認知症になっても安心して暮らせる社会」ができる。
そんな交流が盛んなまちづくりを進めたいものだ。
院長 門 祐輔
(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)