今年度は病院方針の一つとして「職員、患者さん及び地域住人のヘルスプロモーションに貢献する病院になること」を目標に掲げています。
ヘルスプロモーションとは1986年のオタワ憲章で提起されたもので、「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである」としています。健康が決定される要因としては、社会格差、ストレス、労働環境、喫煙やアルコール、交通など社会や環境によるものが多くあります。
人々が不健康な状態を改め尊厳をもって生きられるよう、患者さんだけでなく地域住民や職員へも働きかけを行う拠点病院としての活動をHPH(Health Promoting Hospitals)と呼んでいます。
去る6/28にこの活動を推進していくための「HPH活動学習会」を玉木院長が講師となり開催しました。
講義の後には具体的なテーマや実行計画について職員同士でグループワークを行いました。
とは言ってもまだ始まったばかり。
まずは身近な職員の健康に話題が集まりましたが、今後は患者さんや地域の健康づくりの取り組みが、病院として具体化できることを目標に進めていきたいと思います。
よりそい支援連携室 O