スタッフブログ

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院長より

2026.02.10

チームEⅢ、活動開始!

 

昨年9月に村岡ケンイチ氏をお招きして実施した「医療とアートの学校」企画以降、病院内にチームを作って、アート活動を病院内外に展開する動きを構想してきました。

 

去る1月31日にそのチーム活動がついに始動しました。その名も「チームEⅢ(イー・スリー)。メンバーは多部署・多職種で構成される6名+事務局5名です。

 

 

EIIIとは、Egao(笑顔)、Iyashi(癒やし)、Irodori(彩り)、Interaction(交流)の頭文字からとりました。I(アイ)3つでⅢ(スリー)です。

 

チームEⅢの結成時にかかげた活動目標は次の4点です。

  1. 患者:アート活動を通じて回復への意欲を高め、心の安らぎを得る。
  2. 職員:創造的な体験によるストレス緩和とチーム連携の促進。
  3. 地域・健康友の会:協働を通じて「地域に開かれた病院」文化を育む。
  4. 病院組織:HPH活動の柱として、文化的・精神的健康づくりを推進。

 

第1回のミーティングでは、各メンバーのこのチームに寄せる熱い思いややりたいことをみんなで出し合い、チームのMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を作成しました。

完成したのが次のものです。

 

Mission

(活動意義)

私たちチームEⅢは、地域住民(子どもからお年寄りまで)、患者、職員が、アートを通じて参加し、交流する場を創り、病院をアートで彩られたプラットフォームにしていく活動を行います。
 この活動を通して、参加者一人ひとりが尊重され、ほっこりと癒され笑顔になり、元気を取り戻せることを目指します。
 そして、こうした取り組みを通じて、地域の活性化にも貢献していきます。太字がチームEⅢの理念)

Vison

(活動内容|私たちが実現したい姿)

チームEⅢは、アートを通じて病院を地域に開かれたプラットフォームとし、次のような活動を展開します。

●   地域住民を巻き込んだイベントや創作活動の場を企画・運営する

●   作品制作・展示・出展を通じて、参加と交流が生まれる空間をつくる

●   医療職の魅力や医療の現場を、アートを通して伝える場を創出する

●   活動内容を積極的に発信し、病院と地域をつなぐ物語を紡ぐ

●   綾部の地域性や四季の移ろいを感じられる企画を取り入れる

●   診療報酬への反映や制度的評価も見据えた、学術的・啓発的活動を行う

●   他の医療機関にとっての目標・モデルとなる活動を目指す

●   他のアーティストや団体とのコラボレーション

Value

(方法・成果|私たちが大切にするやり方と生み出す価値)

チームEⅢは、次のような実践と工夫を通じて価値を生み出します。

●   健康まつりの成功に象徴される、地域参加型イベントの実践

●   美術館めぐりや他病院の見学など、学びと感性を高める活動

●   似顔絵セラピー、笑い文字など、心が動くアート実践

●   部署間の垣根を越えた交流の場づくり

●   展示会への出展や院内外での作品発表

●   多様な発信手段(掲示・SNS・Web等)を用いた活動アピール

●   メッセージ・ツリーなど、退院患者の思いを可視化する仕組み

●   病院入口の床改修など、空間とアートの結合のデザイン

 

 

 

 

これから毎月様々な活動を通して、目標の実現に取り組んでまいります。

また、例年11月に催される健康友の会との共創企画「健康まつり」では、地域住民の参加できるアート・イベントを企画する予定です。

 

どうぞみなさん、今後EⅢの活動にご注目いただき、ご理解とご支援をよろしくお願いします。またみなさんの見学・活動参加もお待ちしております。

 

院長 玉木 千里

2025.11.08

日本医療マネジメント学会2025で優秀演題賞をいただきました!

 

 2025年10月11日に京都テルサで開催された「第22回日本医療マネジメント学会京滋支部学術集会」に参加しましたので報告します。

 

 日本医療マネジメント学会は、すべての職種や部署が日々の医療活動の中でマネジメント(管理)をした内容を報告しあう学会です。最近のトレンドはやはりデジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIを使っていかに人不足の中で医療の質を担保するか、です。

 

 基調講演では、旭川日赤病院の牧野憲一先生の発表で、訴訟になりやすい医療行為についてのお話があり、参考になりました。「質管理は笑顔から」が印象的でした。

 

 また、講演の中で、当院で採用しているAI問診のランチョンセミナーもありました。講演の中では、患者さんとのやりとりを録音し、それをテキストに起こすだけでなく、SOAP形式に変換する作業を実装したアプリの紹介がありました。最近は医学用語やカタカナの処方薬についてもかなり精度高く変換してくれるようで、実用性が高くなっていることに唸りました。

 また、以前からRPA(Robotic Process Automation)について見聞きしていましたが、医療機関でもかなり実用化されていることを知り、是非当院でも検討したい、と感じました。

 

 最後に、今回私が発表した「コロナ禍に導入した全職種型メンター制度による組織開発とメンタル・サポートの試み」は、優秀演題賞をいただくことができて大変良かったです。

 

 

 

 今回の学びを現場にフィードバックし、是非多くを取り入れて活動を活性化、効率化していきたいと感じました。

 

院長 玉木 千里

 

2025.11.08

J-HPHカンファレンス2025参加報告

 

 

2日間J-HPHカンファレンスに参加しました。

https://www.hphnet.jp/seminar-event/19741/

 

子供食堂の歴史とこれからの可能性を教えてくださった湯浅誠さんの講演に始まり、4名の弁護士さんが参加してくれたmedical legal partnershipに終わるまで、どれもexcitingで本当にpracticalというかrathionalな内容で、とても充実したカンファレンスでした。

 

2日目の今日は、ロジックモデルのワークショップでは、今病院で取り組もうとしている「医療とアートの学校」の企画をロジックモデルのフレームワークに落とし、更にロジックツリーにまで落とし込むことができました。

 

初日にあったポスター発表では、意外にも優秀賞をいただけるという名誉に預かりました。2012年に当法人がエコアクション21(EA21)の認証を得て、エネルギー源とその量のモニタリングをし、PDFサイクルを回したら、co2排出量を12年間で25%削減した、という内容です。

 

医療機関でEA21やISO 14001認証を受けているところは、調べる限りごく一部のようです。医療機関も地球温暖化への対応を使命として取り組むべきだと思います。経営対策にも繋がるこの取り組みに多くの医療機関に参加をしてほしいと願います。

 

#日本HPHネットワーク

#子供食堂

#MedicalLegalPartnership

#医療とアートの学校

#ロジックモデル

#エコアクション21

 

院長 玉木 千里

2025.10.06

「医療とアートの学校」

去る9月25日、村岡ケンイチさんを病院にお招きして「医療とアートの学校」企画を行いました。

 

 

村岡さんの”熱い”講演のあと、病院管理者同士でペアになり、「似顔絵セラピー」に挑戦しました。

村岡さんのポイントを抑えた「似顔絵講座」は、参加者全員を画家気分にさせ、短時間で驚くほど上手な似顔絵が誕生しました。そして絶妙のポジティブフィードバックで笑いの耐えない本当に楽しい時間となりました。

 

 

今後は今回の企画をかわきりに、地元の住民のかたがたと手をたずさえて

アートにあふれる病院づくりを目指して活動をすすめていきます!

 

村岡さん、素敵な時間を本当にありがとうございました!

 

 

#医療とアートの学校

#似顔絵セラピー

#まちづくり

 

院長  玉木 千里

2024.10.11

仏教と医療倫理についてのワークショップ開催

 

10月2日に僧侶であり理学療法士でもある鈴木秀彰さんを外部講師としてお招きし、「仏教と医療」というテーマで講演をいただきました。また後半では、鈴木さんにファシリテータとして参加していただき、臨床場面で方針決定に葛藤が生じた事例を用いて、小グループで議論しました。

 

 前半では、仏教とは「慈悲のこころ」であり、これは医療と同根であること。医療を提供することは仏教を実践することである、という説明がありました。また、仏教的なリーダーシップ論についての説明がありました。仏教にもリーダーシップにも「これ」という解答はないが、「慈悲」と「謙虚」をベースにしたリーダーシップの在り方は、医療だけでなくビジネス界でも、価値の多様化した現社会でも通用する汎用性の高い姿勢ではないだろうか、というテーゼが出され、共感しました。

 

 

後半は、医療倫理の原則を仏教的に捉えた説明を受けたのち、臨床的葛藤があるケースを2つの問いに沿ってスモールグループで議論しました。これまで現場で実践してきた倫理カンファレンスは直接患者ケアに関わる職種が参加して行うものでしたが、事務や技師が入ってのカンファレンスはより中立的な立場での意見がでやすいという気づきを得ました。またカンファレンスのファシリテータの役割が重要で、職種による医療観や職種間パワーバランスを排除した進行に徹することが期待されるのを実感しました。

 

研修終了後の懇親会では、6年前に「あたたかな医療」で有名な諏訪中央病院を見学し、鎌田實名誉院長の診察場面でご一緒したときのことを回想しつつ、交流を深めました。鈴木さんから、『「あたたかな医療」を貴院からも感じましたよ』と言っていただけたことがとても嬉しかったです。今後も「慈悲」を基盤にしたあたたかくおもいやりのある医療を展開できるよう、スタッフとともに互いにリーダーシップを発揮していきたい、改めてそう感じた1日でした。

 

 

院長  玉木 千里

2023.02.02

1月31日 LGBTQ学習会

 

 

1月31日、ジェンダーフレンドリー病院を掲げる当院 は、初めてトランスジェンダー当事者の方(MtFとFtMの2名)を講師に招いての学習会を開催しました。

 

 

 

 

個人的に抱いた感想は次の通り。

・社会の枠組みやカテゴリー、法制、ルールというのは、本来個人や集団が社会生活を営む際により便利だったり秩序下に統制されたりするために作られたツールのはず。しかし、これらの境界線を設けることは同時に内と外に世界を分断することになり、外側にいる人を容赦なく傷つける。性的マイノリティーと呼ばれる人は男女二元論に則って作られた社会の仕組みによって自分のアイデンティティをことごとく剥がされ、自尊心を失い、まるで自分のコア(心)を死守するかのようにますます自身の内面への閉ざされに導かれる。場合によっては自分の「生」自体に価値を見い出せなくなり、精神の病に陥ったり、ときによって自傷に至ったりすることすらある。

 

・彼ら/彼女らが生きるための縁(よすが)となるキーワードは「人権」。これだけは誰もどんな枠組みも侵害できない個人の最小単位。ただ、この最小単位に気づいて生きる価値に開かれる人はまだ救われるが、それに気づかず、生きていることの価値も見いだせずに自分の最も内側にある心を傷つけられる人が大勢いる。

 

・社会の枠組みってなんだろう?人を傷つける枠組みや人権を侵害する仕組みって一体なんなんだろう?

 

 

今回の学習会でこんなことを考えさせられました。

 

 

私達の病院は、性的マイノリティーの人たちの「人権」を守り、誰にも侵害されない居場所を確保するため、これからも学習を続け、当事者に温かいまなざしを届け、ことばかけをし、手を差し伸べられるように精進したいという思いを強くしました。

 

院長 玉木

 

2022.09.16

ジェンダーフレンドリー病院になるために

 

現在病院でジェンダーフレンドリーな病院に向けて取り組みを行っています。

 

普段当たり前と思っていることを見直す、という作業は思ったより大変です。

 

言われたことをトップダウンでするのではなく、職員間でああだこうだと議論しながら、こういう「産みの苦しみ」を経験することで、組織って成長するものだと思います。

 

病院のリハビリテーション課が、課内で「ジェンダーフレンドリー病院になるために」というワークショップを開いてくれました。

 

素敵な取り組みでしたので、紹介します。

 

 

 

院長 玉木

2022.09.15

地域の方からのメッセージ

 

先日、コロナ第7波の中で頑張っている職員に

ささやかな和菓子の差し入れをしました。

 

お菓子1つ1つに粋な熨斗をつけてくださり、ありがたいお言葉の手紙を頂戴しました。

 

 

 

 

病院で働くことは大変だけど、地域の方々も苦しい思いをしながら病院を励まし、

支えてくれていることに気づかされる温かいメッセージでした。

 

 

職員には地域の励ましに呼応してこれからも頑張ってほしいです。

 

 

院長 玉木

2021.11.30

訪問診療について

 

 綾部市でも人口の高齢化に伴い、通院が困難になられる方が増えることを見越し、医療を受けられない人を少しでも減らすために、病院として訪問診療に力を入れていく方針としました。

 

 以前から病院周辺地域の少人数に絞って訪問診療を実施してきましたが、今後は範囲を拡大していきます。

 

 当院は、車の運転が難しくなり通院が困難になった方だけでなく、認知症や精神疾患などのために外来通院が難しい方、人生の最終段階を安楽に自宅で迎えたい方、高カロリーの点滴管理や胃ろう、人工呼吸器など重度の医療を必要とする方にも、ニーズがあればできる限り応えていきたいと考えています。

 

 

 また、当院で実施している無料低額診療事業は在宅医療にも適応しており、医療費にお困りの方にも積極的に応じていきます。

 

 安心で良質な医療・介護を届けられるにるよう、地域の看護・介護関連事業所の方とも密に連携し、住み慣れた自宅(施設)で最期まで安楽に過ごしたい方々の希望や思いに寄り添っていきます。

 

 

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

院長 玉木千里

2021.11.30

第6回J-HPHカンファレンス2021

 

第6回J-HPHカンファレンス2021 (https://www.hphnet.jp/) に演題名「医療従事者のうち事務系と非事務系で歩数に差はあるのか?~全常勤職員歩数調査より~ 」でエントリーしていたポスターセッション研究報告の部で優秀演題に選んでいただきました。

 

これも偏に企画デザインからデータ収集、発表形式の助言にいたるまで多層に渡って協力いただいた医局の先生方、何より92%の参加率で歩数調査に協力してくださった病院職員の皆様、そして、今回の素晴らしいカンファレンスの運営に携わられ、他の素晴らしい数多くの演題の中から私の演題を選考していただいた運営・事務局の皆様方のおかげです。

 

改めて全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 

今回の受賞を励みにJ-HPHネットワーク加盟病院の名に恥じぬよう、ますますまちづくり、患者・職員の健康づくりの啓蒙・研究活動に励みたいと意を新たにしているところです。

 

 

今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

院長 玉木千里(院長の許可を得てFacebookより転載しています)

 
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