スタッフブログ

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各部門より

2018.06.25

731部隊を知っていますか?…恒例の平和学習会

毎年、社保委員会では、8月の原水禁世界大会へ参加者を派遣する取り組みと一緒に、

「平和って何んだろう?」を考える場として、平和学習会を企画しています。

 

今回は、京都市内より支援に来て頂いている、武田英希医師を講師に

「731部隊とは?~戦争に利用された医療~」というテーマで企画したところ、

職員・健康友の会の会員さんなど43名の方にご参加頂きました。

 

 

 

武田医師は、医学生の頃に「自分の先輩である京大医学部出身の医師や研究者が、

731部隊に関わっていた」という事実に驚き、医学生ゼミナールで「731部隊と京大医学部」を

テーマに研究・発表されたことがあり、今回、その内容を改めてお話頂きました。

 

冒頭、武田医師から「731部隊って何?初めて聞く方?」と質問があり、

参加者の3分の1くらいの手があがりました。

 


 

第二次世界大戦中に、中国に侵略した関東軍(日本軍)が、

現地の捕虜(中国人など)に人体実験をおこなったという歴史の事実は、

何度、聞いてもツライ気持ちになってしまいます。

 

その責任者であった幹部たちが、人体実験のデータをアメリカに譲る代わりに

戦争責任を問われることなく免罪され、戦後の医療界・製薬業界でトップに君臨していたこと。

その中で、人命軽視の経営方針を推し進め、何度も薬害が繰り返されてきたことを、

私たちは忘れてはいけないと改めて感じました。

 

「人の命は、羽毛よりも軽い」そんな時代に逆戻りさせないためにも、

戦争だったから、命令だったから… 仕方がなかったのか?

そのことをもう一度自分自身に、それぞれが問いかけて欲しいと思いました。

 

 

当日は、栄養課のYさん特製のチョコレートプリンの販売も…。

 

 

 

「スィーツは苦手」と謙遜されていましたが、

トッピングのチョコクッキーのほろ苦さが大人の味わいで、美味しく頂きました。

 

準備した130個は完売! 

 

売り上げは、原水禁世界大会の旅費の一部に使わせて頂きます。

ご協力頂きました職員のみなさん、ありがとうございました。

 

社保共同組織委員会

2018.06.11

今年も…

やってきました!「えんどうご飯」の季節。

スタッフから「今年もえんどうご飯炊くの?患者様待っておられますよ!」

と声をかけられました。

 

お粥の上に乗っている豆もどき!

調理師お手製で、ゆがいたえんどうをミキサーにかけて袋詰め。

ホイップクリームを絞るようにお粥の上に絞ります。

味は…もちろん「えんどう」です。

 

 

 

えんどうは長い期間畑で育ち、やっとこの時期に収穫されます。

 

この季節ならではの「味わい」ですね。

 

栄養課

2018.05.28

あわてない・あせらない・あきらめない・・・離乳食の3A

今回の医療懇談会のテーマは「食物アレルギーと離乳期の補完食」。

大人10名、子ども8名のみなさんにご参加頂きました。

 


 

 

離乳食と補完食の違いや、

母乳に不足している栄養素・鉄とカルシウムについて

当院の栄養士がお話ししました。

 

お母さん達からは「なかなか食べてくれない~」「レパートリーがない」と日頃の悩みが…。

でも、栄養士の話しを聞いて、

『離乳食の3A(あわてない、あせらない、あきらめない)』を心がけてみよう!の

気持ちを持っていただけたようで、小児科スタッフ一同 嬉しく感じました。

 

また、実際に市販のベビーフード食のお出汁と、栄養士 手作りのお出汁の味比べもして頂きました。

 


 

 

どちらかどのお出汁とお知らせせずに試食して頂くと……やっぱり手作りのお出汁はうま味があって美味しい!

 

手軽なベビーフード食も悪くはないけれど、こんなに味の違いがあることを知って頂く良い機会になりました。

 

食物アレルギーのお話では、症状や原因などを知って頂くだけでなく、

参加された方の質問からも、いろいろなことを知ることが出来て良かったと感想が出されていました。

 

美容に効果のあるαリノレン酸が豊富な『えごま』のおはぎは、栄養士さんの手作り。

美味しく頂きながらとても和んだ医療懇談会。

 


 

 

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

 

 

小児科

2018.05.18

5/1 初めてのメーデー

ゴールデンウィーク真っ只中の5月1日。

メーデーに参加してきました。

 

民医連スタッフも壇上に

 

お天気も良く汗ばむ陽気の中、綾部駅前広場に到着すると、

人権啓発の歌がアコーディオンの伴奏とともに流れており、

地域の各団体の皆さんがプラカードや幟を持って集まっておられました。

 

メーデーとは、毎年カレンダーにうっすら載っていて(そんなイメージ)、

各地の集会などが映像で流れるのをTVで見る程度の知識しかない私でしたが、

皆さんの切実な訴えを聞いていると共感し考えさせられることばかりでした。

 

 

 

テレビで政治を扱う番組では偉い人たちが、今の日本を語って議論を重ねています。

経済のこと、軍事のこと、犯罪のこと、、、。

その偉い人たちに、メーデーで叫んでいる私たちの主張は届いているのだろうか。

庶民が今どんな暮らしをしているのかを本当に知っているのだろうか。

 

そんな事をぐるぐる、ぐるぐるとずっと考えながら「何かしなくちゃ」と思う貴重な時間でした。

 

 

 

 

よりそい(Y)

2018.05.09

今年も田植えがすみました

小雨降る5月4日。

地域のみなさんに面倒を見てもらいながら、今年も何とか田植えを終えることができました。

 


 

当日は、小学生の娘たちが付き合ってくれました。

 

これからは、仕事の行き帰りに少し立ち寄って、

水がちゃんとあるか見回ったり、休みの日の草刈りが主な作業になります。

 


 

稲刈りまでのおよそ4カ月間。

稲の成長を子ども達と観察しながら、季節の移り変わりを楽しんでいきたいと思います。

 

薬局 Y

 

 

当院の周辺も田植えの最中です。

早苗が育っていく様子もですが、田の水面にうつる電車の灯り、

稲の中で餌をついばむ鷺、稲の中をわたって行く夏の風…

そんな風景を毎年感じることができる当院を、ちょっと自慢に思っています。    

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 

2018.05.01

お楽しみ企画…にぎり寿司

今回のネタは…

卵  うなぎ  ねぎとろ  サーモン  えび の5種類

 


 

お粥の患者様には寿司粥を作り、かにかまぼこや錦糸卵をトッピング。

 

 


 

 

 

調理師2人で300個以上のにぎり寿司を作りました。

2人の意気を合わせてシャリを作る、ねたを乗せる作業。予定通りの時間配分で完成しました。

 

 

日頃、魚が苦手な患者様も『にぎりは大丈夫と!』と楽しみにされて、完食でした。

 

栄養課

 

2018.04.17

嚥下を考える会・綾部グループ 学習会 開催

先日「嚥下を考える会 綾部グループの学習会」を、さくらホームさんをお借りして開催しました。

この会は『嚥下障害を有する方にも、安全においしく食事を食べてもらうための勉強会と、

地域の事業所が集い顔の見える関係形成の場』を目的に取り組んでいて今回で4回目となります。

 


 

前回は 綾部ルネス病院と当院で企画担当をしましたが、

今回からさくらホームさんにも運営に携わってもらうことができ、幅が広がり嬉しい限りです。(*^。^*) 

 

参加者は、栄養士9人 調理師3人 言語聴覚士1人。

内容は…

 第1部は、酵素の作用を利用して、食材の繊維を軟らかくする調理実習。

                 3品(きゅうりの酢の物・豚肉の生姜焼き・根菜煮)を作りました。

 


 

 

 


 

第2部は、 1部で作った料理と、各施設・病院が持参した「嚥下食対応の手づくりおやつ」を食べながら、

毎日の安全な食事作りの工夫や悩み事の意見交換をしました。

 


 

 参加者からは「講義だけではなく、実際に実習することでイメージがつきました」

「同じ地域の事業所の方と交流や意見交換できてとてもよかった」と

感想が出されていました。

 


 

 少しずつですが、近隣事業所の「食」に携わるスタッフ同士、顔の見える関係が広がっていることを嬉しく感じつつ、

今後に繋がる取り組みが出来るよう内容も考えていけたらと思っています。

 

 


 

 

 

次回は、 秋頃に予定をしています。

 

 

栄養課

2018.04.10

ようこそ京都民医連へ・・・新入職員研修

春 4月 

北部の民医連事業所では、医師1名、看護師5名、作業療法士1名、理学療法士2名、

社会福祉士1名、介護福祉士1名、事務2名 計13名の新入職員を迎えて新年度がスタートしました。

 

4/2と4/3は京都市内での入職式と研修へ朝7時に集合してバスで出発。

4/3は当院で北部地域の民医連事業所の歴史、健康友の会、医療安全、感染予防の学習と、

午後からはふくちやま協立診療所、あやべ協立診療所等の見学をされました。

 

 

仕事を覚えて新しい人間関係に慣れるまでは大変かもしれませんが、

「新人」と呼ばれる期間はアッという間です。

わからいことは何でも聞いて、緊張感を楽しみながら業務にあたって欲しいな…と応援しています。

 

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 

2018.03.28

友の会と会員さんの架け橋…配達協力員さんの集い

綾部健康友の会では、「友の会だより」を地域の会員さんに配って頂いている

「配達協力員のつどい」を毎年1回開催しています。

 

現在99名の方にご協力頂いていますが、今回 集まって下さったのは20名のみなさん。

ささやかですが準備させて頂いた昼食を食べながら、日頃の配達での様子や苦労話しなどを交流し、

「いい運動になっている」

「会員さんとおしゃべりするのが楽しい」などの声が出されました。

 

その後、沖縄の基地問題のビデオを見た後、医師より「眠り」などの健康講座をして頂きました。

 

初めて参加された方もあり、和気あいあいと交流し楽しい時間となりました。

 

 

 

地域の会員さんと友の会の架け橋をしていただいている協力員さん。

いつもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

事務局 (T)

 

2018.03.27

糖尿病にも関係あるんです。筋力の低下・・・

3月14日 『サルコペニアって? ~自宅で出来る転倒予防体操~』のテーマで、

糖尿病試食会・講座を開催しました。

 

サルコペニアとは、加齢や疾患(病気)などで筋肉量が減少することで、

握力や下肢筋・体幹筋など「全身の筋力低下が起こること」をいいます。

サルコペニアになると筋肉が少ない状態なので、血糖を利用しにくくなって、

糖尿病になりやすい・悪化しやすいと言われています。

そうです。筋肉量は糖尿病にも関係しているのです。

 

そこで、今回は当院の理学療法士を講師に、室内で出来るレジスタンス運動

(筋肉に不可をかけたトレーニング)を教えていただきました。

 

 

 「どこを伸ばしたらいいの?」

 「結構 きついなー…」

 「私は いつも 足指運動をしているで…」

 

参加者も質問しながら個々に合った方法の指導を受け楽しく体験ができました。

 

お待ちかねの試食タイム。

筋肉をつけるためにはバランス良い食事とたんぱく質が大切!ということで、

今回はたんぱく質を補う方法を紹介させて頂きました。

 


 

献立は…

 蒸し鶏の南蛮漬け(水煮大豆も入れました。すぐに使えるので便利ですね。)

 豆苗と青シソのサラダ(オリーブオイルで和えることで、ビタミンの吸収率もアップ。)

 アサリの豆乳みそ汁(だし汁の代わりに豆乳を使いました。冷めても美味です。)

 


 

 

豆苗は生でも使えて手軽で、価格も安定、栄養価も豊富。

その上、カットした後からもう一度芽がでるので2回も採れてお得感いっぱいです。

アサリのむき身も、冷凍を使えばお手軽ですね。

 

しっかりタンパク質をとってレジスタンス運動も取り入れて、

筋力低下を予防しながら療養生活を送りたいものですね。(*^。^*)

 

 

栄養課

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